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コラム「勧誘されてみた」

今日は初めて脱毛サロンに行ってみました。なぜ訪れたかというと、SNSなどのオススメに出てくる「何ヶ月無料」「お試し期間無料」と広告を出していたサロン、いくつかありますが、どんなものなのか、そして、もし利用してみてよければ通ってみてもいいかなと思いました。

そんな時に気になるのは

広告では無料と言っていたけど実際に聞いたら違った

長時間勧誘されて判断できなくなったところを契約させられた

だと思います。

私は社会人になってすぐに入社したのが信販会社だったので、エステや脱毛の契約関係のクレームは何度も聞いた事があります。仕事に必要なので、消費者契約法や特定商取引法の勉強の経験があります。

聞いた話と違う「不実告知」や契約書を交付しない「書面交付義務違反」や8日間は無条件で解約できる「クーリングオフ制度」など、たくさんの事例を見てきたけれど、実際にそういった規制の対象となる脱毛サロンに行ったのは初めて!

ドキドキしました。サロンに着くと、若い女性客がほとんどでした。店員さんも若い。

内心、引き止められ長時間勧誘されたら嫌だなあという思いが過ぎりました。

担当者という女性に声をかけられ、小さな部屋に通されました。

そして、希望や不安な事を聞かれ、それから説明です。

無理に勧誘しない

を公に宣言しているため無理な勧誘はありませんでした。

しかし、当初と少しずつ違う内容。簡単にいうと、無料と謳っていた事は実は有料だった、とうことだと思います。(大まかに言うと、というところでしょうか)

若い世代の人たちが断れずに契約することは、私が担当した事例でも結構ありました。しかし、その人たちの2倍生きている私は...、自分でもエステサロンの店員さんより、圧が強かったように思います。担当の店員さんも私が
「記載していたことと違いますね」とか
「少し紛らわしいですよね」
というとそれ以上会話が進みませんでした。

これは多分...。
店員さんとわたしとは長年生きてきた「圧」。重みが違う、笑。

それ以上勧めてこなかったので、丁寧に断りサロンを後にしました。

印象は、やっぱり思っていた話と違った。

すごく勉強になりました。今までは、騙されたら嫌だなあと行ったこともないのに強くガードを張っていました。しかし実際に勧誘を受けてみたら、自分には年長者のオーラ、という武器が既にある事もしれました。

「百聞は一見にしかず」は本当だと思います。臆病になって面倒な事を避けるより、自分で経験したい。難しいなあと思う事を実際にやってみる、そうすると気がつく事はたくさんありました。経験した方が心に残りました。

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