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詩のようなコラム「アナログ伝言板」

思い出した事を記したくなった。

私は最近、スマホをほとんど見なくなった。見るのは、こうしてnoteを書く時、それと無性に熱中したくなった時、一瞬だ。あとはこんな商品がある、とか。専ら、言葉や商品を検索している。

スマホが私の中にあまり存在感を持たなくなった今、なぜか携帯電話が主流になる前、せいぜいポケベル時代に存在していた駅の伝言板の事を思い出す。

仙台駅にも伝言板があった。

時々ふざけた事が書いてあったけれど、殆ど書かれている事はなく、まっさらなままだったように思う。

高校時代に、女友達と仙台に遊びに来て、当時待ち合わせスポットだった仙台駅の伊達政宗騎馬像の前で待ち合わせごっこをして、そして2人で笑いながら伝言板を書いた事を思い出す。

すぐ横にいるのにメッセージを書いた。

「少し遅れます、○時になります」

その下に
「了解です」

返事を書いた。

一見くだらないその行動が良い思い出になっている。

スマホが生活の基盤に入り込んでからこんなアナログなメッセージの交換はほぼ無くなった。

不便な時代の手書きってすごく良かったなあと思います。

(MacBook)

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