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NPO法人の運営に関する考察(「ファンを作る」ということについて)

小さいNPO法人などでは、予算的に限りがあることもあり、それでも活動を知ってもらう必要があるので、「ファンを作るのが大事だ」とよく言われるのです。

じゃあ、人はどんな人のファンになるかというと、もちろん、色んな要素があるとは思うのですが、私にできそうなのは、ウソが無い、自己開示をちゃんとする、つまり、私はこんな人間です、というのを、しっかり出して行こうかなというのが採択した方向性で。

それはまた、自分の気持ちを知ろう、自分の心に素直になろう、という、団体の方向性をも示すもので。

私はこんな人間です、というのを(できるだけ偽りなく)言うためには、私がどんな人間なのかをある程度わかっている必要があって。

だからこそ、「私はこれをすることで何をやりたいのか」「3年後にどうなっていたいか」「大切にしたいものはなにか」というのを自分に問い続けるのです。

書いてあらためて考えたんだけど、「自分はこういう人間です、と外に正直に開示できる」ためには、それを否定されても「そんなしょーもない人がやっていることは応援できません」と言われたとしても続けることのできる強さというか、たとえどんな人であっても否定する(批判する)人はいるので、「わかってくれる人にわかってもらえばいい」という割り切りは必要な気がする。

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