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谷 一平diary:美味しい国、ニッポン。
山の幸も海の幸も大好き、谷 一平(たに かずひら)ですこんにちは。
僕は東日本も西日本も転々としていますが、一番地域差というものを感じるのはやはり『食』だと思います。
地元民の味の好みが顕著に出るのは、経験上、駅周辺の飲食店ですね。
古くから続いている店は、それだけ長い間地元の人に愛され、支持されてきたという証ですから。
駅構内の立ち食い蕎麦もなかなか良いと思います。
関東で温かい、かけ蕎麦を注文すると濃口醤油の中にかつお節の旨味がギュッと凝縮しているのが良いですね。エビやサツマイモ、ナスの天ぷらに蕎麦ツユが染みると最高です。
一方、関西はうどん文化でしょうか。濁りの少ない琥珀色のうどんつゆは、昆布と鰹節の合わせ出汁。薄口醤油が品良く引き立てています。いっそスープとして飲み干せそうな気もしてしまいます。
ところが、塩分濃度は薄口醬油の方が濃口醤油より高いようですね。色合いの印象で濃口の方がしょっぱいと思っていたので驚きです。
いずれにせよ、各地の気候や水の軟度、手に入るもので美味しい味を探求してきた日本各地の人たちに敬意を払いたいですね。
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