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ライティング講座「ものかきキャンプ」の活動で得たもの

この記事は、有料のライティング講座「ものかきキャンプ」に参加し、3か月におよぶ活動内容を振り返りまとめたものです。
この記事を読むことで、有料のライティング講座でどのようような学びが得られるのかイメージできるでしょう。



ものかきキャンプとは

ものかきキャンプ(以下「ものキャン」)は、「電子出版×SNS×コピーライティング」に特化した学習期間3ヶ月のライティングスクールです。

講座のメインは電子書籍出版をゴールとしたカリキュラムですが、基本的なライティング技法やAI活用術、著作権、クライアントへの営業手法まで広範囲なスキルやノウハウが得られる、徹底した学びの場が用意されています。

ものキャンは、運営会社である株式会社出雲企画の代表・野口真代先生(以下、まよまよ先生)自らの熱血指導が魅力の講座で、過去10,000名以上のライターを育成・輩出した実績を誇ります。

ものキャン生は、ものキャン卒業生を中心に組織されたチームスタッフによる万全のサポートが受けられます。

ものキャンとの出会い

ものキャンとの出会いはTwitterとAmazonの電子書籍がきっかけでした。
2022年12月からTwitterを始め、当初は勝手や作法もわからず人のツイートを見るだけでしたが、なかなか面白いものです。

わたしは、毎日多くの時間をTwitterに費やすようになりました。
あるとき「電子書籍を出版しました」とのツイートをしばしば見かけることに気づき、同じようなツイートに着目するようになったのです。

学生の頃から読書好きでしたが、まだ電子書籍は読んだことがありません。
紙でできていない本に対しすこし違和感を抱いていたのかもしれません。

このときふと、電子書籍を体験する良い機会だと思い、Amazon Kindleのアカウントを作ってみました。わたしが、はじめて電子書籍の世界に足を踏み入れた瞬間です。

電子書籍を読み始めたわたしは、あることが気になります。著者の紹介や経歴を読むと、聞き覚えのないことばがふたつ、繰り返し登場するのです。

ふたつのことばとは「ものキャン」と「ライカレ」です。

「『ものキャン』『ライカレ』ってなんだ?」 あまりの頻度で目にするため、気になって仕方がありません。しらべてみたところ、要するにライティングを教えるスクールの団体の名称であるようです。

「どんなスクールなんだろう……」すこし気になったのは事実ですが、Twitterとkindleに登場する「ものキャン」と「ライカレ」を名乗る人はことごとく女性でした。「なるほど、女性専用のスクール、いわゆる女子高のようなものか」と理解し、自分には無縁と一旦興味を失ったのです。

それから3か月ほど経った頃、わたしは偶然、ふたりの「ものキャン」関係者とお話をする機会に恵まれました。
その会話の中で、ものキャンは圧倒的に女性が多いものの、男性でも入学できることを知ったのです。

ちょうどその時期、「ものキャン無料体験会」なるイベントの参加者を募集しており、わたしは半ば衝動的に申し込んでしまいました。そして、無料体験会に参加したその日のうちに「ものかきキャンプ第4期」の生徒になることを決めたのです。

まよまよ先生とは


こうして、行き当たりばったりで参加した「ものキャン」ですが、当初は周りの人たちについていけず、かなり戸惑ったことを覚えています。
とにかく熱量が高い、一体この人たちのあふれんばかりの熱意はどこから湧き出てくるのだろうと不思議に思ったものです。

それ以上におどろいたのは、ものキャン代表兼講師であるまよまよ先生です。

世間一般のスクールや講座の先生というのは「へらへら愛想笑いをうかべながら生徒のご機嫌取りをする人」あるいは「なんにでもあてはまりそうな一般論をさも特別なこととして唾を飛ばしながら得意げに語る人」、わたしはそのような先入観をもっていました。

ところがまよまよ先生はまったく違いました。
まよまよ先生は、生徒のご機嫌取りもしなければ、唾を飛ばしながら大きい声で演説もしません。指名した生徒が答えられなくても「出てけ! 帰れ!」と怒ることもありません。

そうかといって、ただ物静かでおとなしいだけの方でもありません。わたしなりの表現をすれば「闘志あふれるクールな女神」のような人でした。

まよまよ先生の、生徒一人ひとりに静かに熱く語りかけるような話し方には説得力があり、聞く者すべてが引き込まれます。自分を大きく見せることもなければ卑下することもない、実に自然体です。そして語る内容は、客観的事実と裏付けのある分析データに基づく超現実的な戦略が中心です。

このとき、わたしの中では「まよまよ先生のもとで、3か月間活動すれば何かが変わりそうだ」そんな予感がしていたのです。

ものキャンでの学びとは

わたし個人の所見ですが、ものキャンのカリキュラムは大きくつぎの3つに分類できます。

  1. その気になれば、講座に頼らず自力でできるもの

  2. 講座ならではの専門スキルとノウハウで構成されるもの

  3. 先生や先輩方の知識や体験談による学びやサポートなど

1の自力でできるものとしては、Twitterのアカウントを作りアイコンやヘッダーを整える、noteに自分の記事を公開する、などがあげられます。
実際、これらのタスクは、自力でやっている方も多くおられるでしょう。

しかし、人間の意志は弱いものです。自分ひとりでは、些細なことでつまずいたり先に進めなくなったりしがちだと思います。難しく考えすぎてしまうこともあるでしょう。

しかしものキャンでは、一つひとつの課題に期限があり、めんどうでも、やる気がなくても、とにかくやらなければなりません。そして何より大きかったのが同期生の存在です。

「同じ釜の飯」は食べないまでも、一緒に同じ課題に取り組み、そして苦しみ、励まし合える存在は何ものにも代えがたい、心の支えになります。

このように、「背中をそっと強く押してくれる」、「お尻をそっと強く叩いてくれる」システムそのものが、ものキャンの最大のメリットと言えるでしょう。

次に、2の「講座ならではのカリキュラム」としては、AIの活用や電子書籍の出版ノウハウなどがあげられます。専門知識や多くの経験・事例に基づいたノウハウによる指導が受けられるのは何といっても心強いですね。

ものキャンには、まよまよ先生が講義を担当する本講座の他に、外部の講師による特別講座が用意されています。特別講座では、特定のテーマのエキスパートを講師に招き、中身の濃い講義が受けられます。

著作権やクライアントワークの営業手法といった、具体的なテーマが設定される特別講座の他に、ライカレやものキャンの卒業生である先輩方から、フリートーク形式でさまざまな体験談を聞ける特別イベントなどがあります。

さらに、停滞している生徒を先輩メンバーが少人数サポートするレスキュー制度まで用意されているのです。

ちなみに、ライカレはものキャンの前身で「ライティングカレッジ」の略です。ものキャンがJRならライカレは国鉄のようなもの。

このように、まよまよ先生の本講座、外部講師による特別講座、ものキャン関係者による交流イベントなど、まさに至れり尽くせりの充実度といえるでしょう。

卒業~出版~そして「ものがく」へ

あまりにも密度が濃く、充実度が高すぎることから、3か月を順風満帆に過ごせる人は皆無です。紆余曲折、試行錯誤、二転三転、右往左往、七転八倒……などが満ち溢れ、充実した3か月はあっという間に過ぎ、気がつくと卒業のときを迎えているのです。

ものキャンのカリキュラムでは、第5回の課題で電子書籍の執筆に取り組みますが、卒業前に出版まで進む人はごく一部です。
大半は、卒業したあと引き続き電子書籍出版に向け活動を続けますが、大変ありがたいことに、卒業したあとも、ものキャンの環境に残り出版までサポートしてもらえます。

まよまよ先生やコンシェルジュさんのサポートはもちろんですが、卒業後もグループチャットの環境で、同期生のみんなとコミュニケーションをとれるのが何よりありがたかったです。仲間がいてお互い助け合えると、一人では到底できそうもないことが実現できます。

卒業式のあと、1か月ほどで自分の電子書籍を出版することができました。当初の目標であった電子書籍の出版が実現できたことは、言うまでもなくうれしかったし、ことばでは表現できないほどの満足感がありました。

しかしそれと同時に、これでものキャンの生活が終わってしまうのかと、一抹の寂しさも感じていたのです。

しかし心配は無用でした。ものキャンの卒業生は、通称「ものがく」と呼ばれる「ものかき大学」に進学することができるのです。

わたしはものがくの説明を聞き終わり即入学を決め、申し込みました。ものがくには、歴代のライカレ、ものキャン卒業生が多数在籍しており、ものキャン4期の同期生も多く入学するようです。

さて、ものがくではどんなドラマが待っているのでしょう。今から楽しみで仕方ありません。

ライティング講座に興味がある方は、ものきゃん無料体験会に参加されてはいかがでしょうか。あなたの人生に、あたらしい展開が待っているかもしれません。

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