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精神疾患と一生のお付き合い 〜現在進行形でフツーに生きたい〜

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精神疾患と一生のお付き合いらしく現在進行形な体験記と、それに対処してフツーに生きたいとあがくオジサンの冴えない記録であーる。まあまあフツーのオジサン
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#就労支援

遵法意識ゼロ発言を労働組合に苦情するも、お花畑メール来て笑うに笑えない就労移行支援のリアル(無料で読めます・投げ銭)

前回は、復職に際しての面談で人事管理職のぶっ飛び発言と、それにダンマリ決め込む労働組合(専従)のお偉方のお話でした。組合費返せ。 すでに笑うに笑えない事態なんですが、労働組合に苦情メールして返って来たメールがスーパーお花畑で。あなたは妖精かい?!と。同じ言語でもコミュニケーションが不可能なことって、やっぱあるよねー、的な。マジで笑えない… 人事管理職が復職診断書に主治医の書いた一般的な合理的配慮事項を見て、「うちの会社にそんな仕事無いから」という遵法意識ゼロ、労基に伝えた

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復職面談でイキナリぶっ放す人事管理職の遵法意識ゼロの発言に驚愕…就労移行支援のリアル(無料で読めます・投げ銭)

久しぶりに就労移行支援のリアルの記事です。いやいや、数ヶ月就労移行支援の事業所でリワーク訓練していると、いろんなことに慣れてきまして。あと、いろいろな人の立場に立つことが出来るようになり日常になったんですよね。記事にするまでも無いのですよね、感覚的に。 障害や障害者がフツーなんです。良きコトです。 で、ついにワタクシ、復職診断書を主治医から受領しまして人事に提出したんです。労働組合には事前にサポートをお願いしていて人事面談に同席してくれると。一介の障害者手帳持ちのヒラ社員

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「どこでいいから就職したい」と言うと就職を遠ざける…就労移行支援のリアル(投げ銭・無料で読めます)

「どこでもいいから早く就職したい感じですねっ」 前職は福祉や就労支援の仕事ではなかったであろう女性支援員は、半ばヤケ気味にどこかに電話をしていた。おそらく上役だろう。久しぶりに面談に来た訓練生の報告をしているのだ。 もう2ヶ月前だ、訓練所で最後に彼女を見たのは。 訓練所では女性は珍しい。 どこでもいいから就職したいという彼女は、数日来て、また来なくなった。ピンクとベージュを混ぜたようなキラキラとしたアイシャドウをうっすら塗って、耳には控えめなピアスの穴が伺えた。 服装

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「すべて売り払いました」神から数多を奪われた就労移行支援のリアル(投げ銭・無料で読めます)

「10年前の脳腫瘍で、すべて売り払いました」 お世辞にも身だしなみがキレイとは言えない細身の中年男性は、内容とは正反対の穏やかさで支援員に片言で話していた。 彼はいつも突然、強い語気で発話する。 しかし、今は穏やかだ。 いつもの彼は訓練生というより日常生活のリハビリに近い風体とふらふらした動きである。そんな感じてはあるが、語気は強い。就労を目指すにはかなりの時間を要すのは明らだ。 「この手袋もバイクのです」 くたびれたライダー用グローブを指して見せた。 いつにも無い

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「またカップ焼きそば食べてるよ…」と妻にLINEした就労移行支援のリアル(投げ銭・無料で読めます)

就労移行支援の事業者はNPOや福祉団体が多く、家賃に大金は割けない。ランチや休憩のスペースなど無く、必然的に作業場や訓練所で各々昼食を取ることになる。毎日、カップラーメンとカップ焼きそばの人工的なニオイが鼻をつく。 「またカップ焼きそば食べてるよ…」 手持ち無沙汰な昼休み、わたしは妻にメッセージを送った。 訓練生のほとんどがカップラーメンやカップ焼きそばを毎日食べている。粗悪な油で揚げた麺、人工的な添加物と塩分。ほぼ、炭水化物と塩分と添加物といってよいそれは、肥満や高血

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「Excelごときで心折れないでください」という言葉を飲み込んだ就労移行支援のリアル(投げ銭・無料で読めます)

失われた20年、ロスジェネ世代、就職氷河期、非正規雇用。 わたしの世代とセットで表現されるキーワードである。無論、明るい意味では無い。暗く塗炭の意味を持つ。 こられは、戦後の奇跡的な復興、高度経済成長、バブル景気と幾多の経済的成長の結果である繁栄の終焉を意味し、総中流階層の崩壊、格差拡大と貧困化、社会保障の破綻などとセットで語られる。 語る側は常に上から視点で饒舌で、語られる側は声すらあげずにもがいている。 「Excel、早くてスゴいっすね」 『今はスキャニングで一

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「負けないでください…」と、涙目になった就労移行支援のリアル(投げ銭・無料で読めます)

例年のクリスマスに比べ、クリスマスソングのBGMが少ない冬。 先進国が集まる北半球は冬を迎えて太陽光の入射角が鋭角さを増す。面積当たりの光量が減ることによる低温、それに伴う乾燥、紫外線量の低下。ウィルスには都合の良い環境が揃う。あと数ヶ月もアウェイである冬が続くというのに、すでに人間社会は初冬から新型ウィルスに防戦一方であることもクリスマスソングがあまり聞こえない理由の1つであろう。 「引っ越しは、物件が人気でまだ決まりません…」 「3件くらい内見希望があるみたいです…」

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