全体

アースバッグハウスはエモい。

これから2棟目、3棟目のアースバッグハウスをつくるにあたって、
少し思っていることを。

昨年、淡路島に移住してから、
みんなで開墾して、農をして、アースバッグハウスをつくり、
誰かに自分たちが大事だと思うことを伝えて、
起きていること、起こしていることをカメラに残し、
ドローンを飛ばし、動画を作り。
そして自分が心からやりたいことにチャレンジして試行錯誤している。

この日々全部が自分の生きる力になっていると感じる。
そして、アースバッグハウスをつくるということが自分たちが伝えたいことを一番シンプルに伝えられるものだとも思う。

アースバッグハウスをつくっていると、
共創する楽しさを感じ、すべてを循環させていくことの意味とその難しさを感じ、本来みんなが持っているクリエイティブな感覚を取り戻すことができると思う。

あと、ここはとっても個人的な感覚かもしれないけど、
今後そこにあり続けるものを自分の手で作っていると思うとなんかエモい。
※エモいの使い方はあっているか自信がない

都会でこれでいいのかなと悩みながら働いていた自分が、何かを変えようとして、やってみたいことを後回しにせずやるためにここにきた証を残しているような感覚。

都会にいたときはみんな悩み、何かを変えないといけないと思っていたし、
なんとなく社会全体も停滞していることを身をもって感じていた。

そして、タネノチカラのメンバーとは今後も繋がり続けると思うけど、
ずっと一緒に過ごしていこうと思っているわけじゃない。
それはみんなもそう思っていると思う。

いつか自分も淡路島を離れると思うけど、
何年たってもあの時に作った土の家は時間の経過と共にどう変化しているのかをきっと見たくなると思う。そして見にいくと思う。

この時代にいろんな人の力を借りながら土の家を作る意味。
その意味を感じ、伝えたいことを発信しながらアースバッグハウスをつくっていく。

そして自分たちなんかよりとっても早い段階から
アースバッグハウスに惚れ込み、実践してきた
日本のアースバッグハウスの第一人者の方々が勢ぞろいで、
一緒に関わって頂けていることに本当に感謝したいし、心強すぎる。

だから全部含めて、
アースバッグハウスはエモい。
※エモいの使い方はあっているか自信がない

富田

知らないうちに染みついた現代の「あたりまえ」を見つめ直し、安心して子どもを育める“持続可能な社会”をつくりたい。 全く性質の異なる、都会にいた4名が淡路島に移住し、共感者と共に「食と健康」をテーマにしたプロジェクト(#seedbedプロジェクト)を始動。