タネハネタ

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マガジン

  • 野草図鑑

    自然菜園を目指すために野草、雑草の勉強中。まずは名前を覚えたい。 見分け方がマスターできていないので、間違いもあるかもしれません。その際は教えていただけると幸いです!

  • ウチの庭

    雪国の田舎の農村地区で昭和な空き家を借りています。約700m2あるお庭には丘あり、岩あり、水のない池あり。年中お花が咲いていますが、植物の名前がわからないので、勉強中。松の剪定は本を見ながら、亭主担当。

  • 本日の収穫

最近の記事

ボタンヅル

ボタンヅル(牡丹蔓 )キンポウゲ科センニンソウ属の落葉つる性半低木 「白い花」で探したら、「センニンソウ」が似ていたが、葉っぱのギザギザが違った。 ツル性であり、葉の様子がボタンに似ているから、ボタンヅルらしい。 2cm程度の小さな花は可憐で綺麗だが、葉や茎からプロトアネモニンという毒性の成分を生じ、かぶれるので、素手で摘み取らないよう気をつけたい。 花の後は実がつき、実が熟すと綿毛のような形態になり、風に乗って種を運べるそうなので、今後も観察を続けたい。

    • ニラ

      ニラ(韮) ネギ属に属する多年草 土手で見つけたニラ。野草というより、畑からやってきて、野生化したのではないかと思う。 白い小さな花が綺麗だ。 刑事ドラマで土手で採取したニラで餃子を作ったら、毒のあるスイセンだった、みたいなのがあったが、スイセンと間違えられるのか、花がないとわかりづらいのか?

      • オモダカ

        オモダカ(沢瀉) オモダカ科オモダカ属の水生植物 再来週にも稲刈りが予定されており、急いで水田雑草について調べ始めた。「水田雑草」、「白い花」で検索すると「ウリカワ」がまず、見つかったが、葉っぱが違うようなので、さらに調べて「オモダカ」に到着。 ただ、「オモダカ」で検索すると、「販売」、「栽培」、「家紋」などと水田雑草とは異なるキーワードが出てきてびっくり。 矢尻形をした葉が特徴的だ。 「アギナシ」も似ているので、「オモダカ」なのか分からなくなってきた。野草は調べれば

        • スベリヒユ

          スベリヒユ(滑莧)スベリヒユ科スベリヒユ属の一年生植物 ぷっくりと多肉のような葉っぱで、抜いて置いても中々枯れないたくましさ。 代表的なC4植物、とあり、何c4ってと思ったら、CO2濃縮のためのC4経路を持つとか。夜間に取り込んだ二酸化炭素で光合成を行うので、枯れにくいそう。 サラダやお浸しにして食すこともできるそうで、生活習慣病の予防となる、オメガ3脂肪酸が豊富らしい。ウチの庭には、時々見る程度で、まとまって食べられる量を採取するのは難しいので、増やしてみるか…。

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        • 野草図鑑
          39本
        • ウチの庭
          2本
        • 本日の収穫
          1本

        記事

          ニガナ

          ニガナ(苦菜) キク科の多年草 田んぼの畔に群生していた黄色い可愛らしい花。花びらが6〜7枚なので、ニガナのようです。 花びらが7以上だとハナニガナらしい。 苦いらしいが、沖縄料理に使われる二ガナは別物、ということ。

          カワラケツメイ

          カワラケツメイ(河原決明) マメ科ジャケツイバラ亜科カワラケツメイ属の一年草 お辞儀はしないので、オジギソウじゃないし、ネムノキでもないので、エバーフレッシュ?などと夢を膨らませていたが、どうやら一年草のカワラケツメイ。黄色い花が咲いている。 毎年、公園脇の道端に生え、昨年はネムノキかな、と持ち帰ったものの、枯れてしまった。 カワラケツメイなら、干して生薬に、お茶にもできるらしいので、庭に移植してみようと思う。

          カワラケツメイ

          ヨウシュヤマゴボウ

          ヨウシュヤマゴボウ(洋種山牛蒡)ヤマゴボウ科ヤマゴボウ属の多年草 北アメリカからやってきたヨウシュヤマゴボウ。ウチの庭にも毎年生えてきて、根を掘り起こしてみるも、中々なくならないと思ったら、名前の通り、ヤマゴボウなので、根っこが頑固なのだ。 果実の果汁はインクベリーと言われるほど強く、手についてもなかなか落ちない。 調べてみて始めた知ったが、有毒植物らしい。 食用にはできないけど、ドライフラワーや草木染めとしてなら、楽しめるかな?

          ヨウシュヤマゴボウ

          ヒメイワダレソウ

          クマツヅラ科イワダレソウ属 近所の畔に植えられているヒメイワダレソウ。グランドカバー として有名なイワダレソウの園芸種だ。 アスファルトに伸びてきているものをカットして、水に差しておいたら、根っこが簡単に生えてきたので、ウチの庭にも植えてみたら、水が好きなようで、用水や田んぼに向かって水を求めるように伸びている。セシウムの吸着効果や砂漠の緑化などにも注目されている。 冬場は枯れてしまうが、春になると生き返ってきて、梅雨の頃からグングン勢力を出し始める。 ウチの前の田ん

          ヒメイワダレソウ

          ハマゴウ

          ハマゴウ(浜栲)ハマゴウ属の海浜植物。 海岸の手前に並行に流れる用水で群生していたハマゴウ。海岸の砂地で、砂の上を這って伸びている。シルバーがかかった葉っぱが立派で綺麗。 果実や葉も鎮痛、消炎などの生薬に、葉は入浴剤にもなるとか。

          チチコグサ

          チチコグサ(父子草) キク科ハハコグサ属 田植えが終わり、土手や畔は草刈りされてしまい、私の野草観察も中断されてしまいましたが、ウチの庭には元気に雑草が生えております。 というわけで、ウチの庭のチチコグサ。チチコグサモドキと勘違いしていましたが、葉っぱが細いのがチチコグサ。ハハコグサに比べて地味なので、庭にはハハコグサのみにしたいところですが、チチコグサモドキとチチコグサが蔓延っております。 ウチの庭での繁茂の様子からは、チチコグサモドキの方が、逞ましいように思えます。

          チチコグサ

          ムシトリナデシコ

          ムシトリナデシコ(虫取り撫子) ナデシコ科の越年草 休耕地の野草の中に野草っぽくない鮮やかなピンクの花を見つけた。園芸種なのかどうか調べてみたところ、ムシトリナデシコのようだ。 虫取りという名前だが、食虫植物ではなく、茎に粘液を分泌する赤い帯状になった部分があり、ここに虫がくっつくというわけだ。実際触ってみると、セロテーピ程度の粘着力があり、小さな虫や綿毛がくっついていた。 ヨーロッパ原産で江戸時代に日本に渡来したムシトリナデシコ。今では、道端で見られ、野生化しているよ

          ムシトリナデシコ

          コバンソウ

          コバンソウ イネ科 小判に似た小穂からコバンソウ。とは言っても、小判ほど大きくはなく、1cm程度。 ヨーロッパ原産だが、休耕地など至る所で見られる、いわゆる雑草。 イネ科なので、小判が実るまでは、猫や犬も好んで食べるペットリーフ。猫に小判ですね。 スワッグなど花飾りにするというから、立派めなやつを収穫してみました。

          コバンソウ

          ニワゼキショウ

          ニワゼキショウ(庭石菖) アヤメ科ニワゼキショウ属の一年草 ウチの庭の雑草に混じって、咲いていた直径5mmほどの小さなかわいい花。6枚の花びらで中央が黄色、花弁の付け根が紫色。 あやめと言っても、ミクロの世界。通り過ぎても気がつかない小ささだが、これぞ草刈りの醍醐味か。一緒に結構刈ってしまったけど。 丸い果実は三裂して、種子を出すとのこと。種の採取を試みてみようかな。

          ニワゼキショウ

          チチコグサモドキ

          チチコグサモドキ キク科ウスベニチチコグサ属 これがチチコグサだと思っていましたが、チチコグサモドキでありました。ウチの庭には、ちゃんとチチコグサもあります。 アメリカからやってきた外来種で、根が深く、根っこだけで越年するそうで、駆除が大変です。すでに庭にはたくさん見られるので、これ以上増えないように対策が必要なのですが、追いついてません…。 除草剤は使いたくないので、違うグランドカバー 的なものを植えたり、地道にやってます。

          チチコグサモドキ

          ナワシロイチゴ

          ナワシロイチゴ(苗代苺) バラ科キイチゴ属 近所の休耕地で見つけたピンクの花。ノブドウが秋に実る場所なので、ノブドウかと思ったけど、調べると花が全然違う。 もしかして木苺系と調べてたどり着いたのがナワシロイチゴ。 苗代の頃に熟すとあったが、まだ田んぼは田植えが完了したばかり。 赤い実はジャムにできるそうなので、お花の季節が終わったらチェックしよう。 「ナワシロイチゴ」で調べると苗が販売されてるので、知らないということはなんともったいないことだろう、と思う今日この頃。

          ナワシロイチゴ

          ハマヒルガオ

          ハマヒルガオ(浜昼顔)ヒルガオ科ヒルガオ属の多年草 浜ではないが、海から1kmくらいの空き地で発見。開花は5〜6月ということで、まだ花は少なかったです。 砂地でも育つというのだから、葉っぱも丸くて可愛いし、乾燥気味の土地ならグランドカバー にいいかもしれませんね。

          ハマヒルガオ