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懐かしい風景と変わりゆく世の中

登校時間過ぎているのに
ダラダラと下を向いて
歩いてる小学生がいた
スカートはほつれていて
縫い直されてもいない…
きっと愛を感じてないんだろうな
勝手に自分の幼い頃と重ねて
胸が痛くなった…

少し先を友達と歩いている二人組
登校時間なんて関係ないって顔で
お喋りしながら歩いている
その先にも、またその先にも
のんびり歩く小学生がいた
あまりに多い遅刻する小学生に
この学校どうなってるんだ?
不信感に変わっていく…

今では教師より
親の方が強くなっていると聞く
それで良いのだろうか?
僕らの時代
教師が生徒と思いっきり
ぶつかり合う姿を
よく目にしていたが
悪くはなかった…

今の幼い子供たちが
親になろうとする時代が来る
その時はどんな学校に
変化しているのだろう?
今よりもっともっと
教師の立場が
小さくなっているのだろうか?

そんな事を考えながら
中学校の前を通った
音楽が流れていた
運動会の練習をしているようだ
とってもキレイな行進と
先生の大きな指導する声が聞こえる
まだまだ捨てたもんじゃなかったな
懐かしい風景に
つい笑みがこぼれる

幼い子供たちの未来を
良いものにするのか
悪いものにするのか
今の僕らに
かかってるんじゃないのかな?

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