Happy Birthday〜君との軌跡〜
小さな頃は鍵の音で気づいてたね
元気な大きな声と
喜ぶ足音がいつも玄関まで聞こえていた
長い時間共にして
今はコッソリ部屋に入ると
全く気づかない
ただいまと声を出すと
寝ていた君がふらつきながらも
かけ寄って来る
寝てたのー?と抱っこすると
私の胸に顔をうずめる
まるで赤ちゃんのように
君は産まれた時から
手足に障害があり歩けなかった
だけど一生懸命訓練して
歩けるようになったね
いつまた歩けなくなるのか
分からないと言われていた…
だけど君は今でも元気に
お尻をふりなが