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PIC*対話で向き合い “しなやか”な女性めざす 伊藤輝美さん

シリーズでお伝えしている、PICスクール開校者の声。第3回はPICスクール『シュプール』の伊藤輝美(いとう・てるみ)さんです。

北海道・苫小牧にある男女平等参画推進センターの臨時職員として、女性の活躍推進や創業支援に携わるほか、個人秘書、ワークライフバランスのコンサルタントの資格を活かした働き方セミナー講師・コンサルタントなど多岐にわたる活躍をされています。
そんなバイタリティあふれる伊藤さんがPICスクールで目指すものを伺いました。

🌱苗子)伊藤さん、よろしくお願いします!
「よろしくお願いします〜!」

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優しい空気が画面越しにも伝わってきました。

🌱PICスクールが始まったばかりの頃に受講された伊藤さん。PICを受けて率直にどんなことを感じましたか?
「体験会の時にお話しするんですけど、私、悩む時間が物凄く減ったんです。今まで、大なり小なり“嫌だな、モヤモヤするな”って思うことは日々たくさんあるし、自分の感情のことなので、それをなくすことはできないんだろうなって思っていました。
だけど、以前は1〜2週間『あー、モヤモヤする、なんかイヤだ!』とか思っていたのが、PICを始めた頃には3日とか1週間で終わるようになり、最近だと寝たら…(なくなる)笑。
いい意味で『いいや!』って思えるようになりました。何が不安だったのかを自分で整理できるようになると、大した不安じゃないかもしれないって思えるようになったんですよね。」

🌱それは大きな変化ですね。
「これまでどうしても”笑顔で接する”のが鉄則!というところもあったので、「モヤモヤするな」って思っても頑張ってニコニコ、明るく振る舞っていました。だから自分の中でモヤモヤとニコニコの温度差が広がっていくんですね。それで疲れちゃうっていうのがあったんですけど、それが今は全くないかなっていう感じがします。」

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(写真=本人提供/中央=伊藤さん。より一層楽しく働けるようになったと話す)

❄️壁から学んだ 「思いを取りこぼさない」授業

そんな伊藤さんの授業は1〜2人の少人数制で行われています。

「今年の3月から2名で始めて、今も1名の方に受けてもらっています。
私、単純にたくさんの皆さんに伝えるのは不得意なのかもって思っているんです。なので2名までって決めています。マンツーマンか2名。その方の思いをあまり取りこぼしたくないなって思って、活動しているところです。」

その背景には、開校後に直面した”焦り”がありました。

「自分が思って伝えることと、相手の受け取り方がやっぱり違うというのを感じた時にすごく焦りました。『自分と同じ思いになってくれたら』、『どうしたら、この”すごくよかった”っていうのが伝わるんだろう?』って。」

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(写真=本人提供/これまで講師業やコンサルとして活動してきた伊藤さん。PICで教えるにあたり試行錯誤を繰り返した)

🌱そこからはどうやって脱却したんですか?
「PICをやり直したんです、自分の中で。まず何を期待していたのか?とか、どうだったらいいって思っていたのか?とかをノートに書き出しました。
自分の中で『わかってもらえていない』っていう、悔しい思いや恥ずかしい気持ちがあって…『そういうプライドって必要?必要じゃない?』って、自分自身を深掘りしました。
そこから、わかってもらえるまで説明する、または、自分の宿題にして持ち帰ってから答えるとか、色んな解決方法を考えていました。
よくよく終わって考えてみたら、その人にとって必要だったかどうかだけなんだよねって気づいたり、響かないのはその人にとって必要ないからかもしれないし、私に響かない部分がその人響くかもしれないし…って考えたりしました。」

🌱人によって違いますよね。
「そうなんです。それはやってみないとわからなかったので…自分の成長につながっているなって日々感じます。
だから私の場合は、人数が多いよりもちゃんとその人たちと向き合いたいから、自分では最高2名なんだろうなって思っています。
自分が一番変化したきっかけがPICだったから、その良さを知って欲しいというか、モヤモヤしていたりとか、変わりたいと思っていたら、こんな方法もあるっていう感じで伝えられたらいいなって思います。」

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(写真=本人提供/プリセプターの方と。笑顔で授業を行う)

「最初に受けてくれた0期の方から『あの時にPICで習ったのが今活かされている』とか聞くと、伝わってたんだ!って思ったり。『今わたし、輝美さんのこと”真似ぶ”(=真似から学ぶ)なんです』って言ってもらえてすごく嬉しかったです。1期の方は元々コーチングとかも習っていらっしゃる方なので”他者に関心を持つ”ってことにすごく関心を持ってくれていて。対話しながら自分と違う意見を聞いたり、話をしたりできるので、(学び合う関係が)ありがたいなって思います。」

❄️自分だけの『シュプール』を 名前に込めた思い

🌱そんな伊藤さんのスクールは『シュプール』と名付けられています。どんな由来があるんでしょうか。
「山をスキーですべるときに“シュプールを描く”って言いますよね。直滑降も勿論いいけれど、少し蛇行しながら、景色も楽しみながらとか、自分のペースで滑り降りていく感じ。
音の響きが素敵だなって思ったのと、自分らしくシュプールを描いて、見える景色があったらいいなっていう思いで名付けました。」

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(画像=本人提供/雪景色を思わせるアイコン)

🌱自分だけの景色を見て欲しいという思いを感じます。
「そうですね。あと、もともと『しなる』という言葉が好きで。出会った諸先輩で憧れるなあと思った女性は、しなやかで穏やかでいいなあって思っていたので、自分もそういう女性になれたらいいなあってずっと思っているんですよ。その『しなる・しなやかな』を翻訳機にかけたら『supple』って出てきて。格好良くかけてみました笑」

自分らしいシュプールを描きながら、一緒にしなやかな女性になっていきたい…『シュプール』というスクール名には、伊藤さんが目指す像が投影されていました。

🌱これから『シュプール』をどんな場にしていきたいですか?
「少人数なので、人数が増えるのには時間がかかると思うんですけど、シュプールの中でチームワークをとりながらコツコツお勉強会をするのも楽しいかなって。オンライン飲み会とかでも全然いいんですけど、月に1回くらい集まれたら嬉しいっていうふうに思っています。
まず、シュプールで学んでくれた皆さんが素のまま楽に、楽しくなる生き方をしてほしい。その上で『伝えたい!』と思うようになってくれた時に、プリセプターになってくれたらいいなって思っていたりもします。」

自分らしさを模索しながら、二人三脚で進む学びの場。生徒さんとの出会いを通してコツコツとスキルを磨く伊藤さんに伴走型スクールの魅力を感じました。伊藤さんのもとで、マイペースに自分らしくシュプールを描いてみてはいかがでしょうか。

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