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【朝渋】3月の著者イベントまとめ

おはようございます。
人生100年時代に向けて《人生の質— Quality of Life —》を高める活動をしている《ライフデザイントレーナー》の丹後友里(@yuri_tango_0630)です。

今朝PLANETS Schoolの3回目の講義を聞くべく、公開されていたレジュメをダウンロードしにいざコンビニへ。

すると

『読み込めないデータです』

とのこと。
何だそれと思いながらPDFのバージョンアップを試みて再トライ。
それでもダメで、ムキィィィっとしながら調べるも、もう八方ふさがり。
現在の私の知見ではどうにもならないので諦めて、本来やるはずだった講義の視聴からこのnoteを書く方にシフトした次第です。

今回はイベント直後にすぐ書くのではなく、一定時間を置いてから自分なりの考えをまとめて書こうと思い、一気に2つ分書いていきます。
これまでより1つ1つのボリュームが少なめにはなりますが、その分学びは深まっている………はずです。笑



■心をつかむ超言葉術

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コピーライターの阿部広太郎さん。
今回著書『コピーライターじゃなくても知っておきたい 心をつかむ超言葉術』が刊行され、その著者イベントでした。

SNS時代は、他問他答の時代。
その中でどう自問自答で生きるか?
『言葉に対してどう向き合っているか?』

がテーマでした。

皆さんは言葉に対してどんな印象を持っていますか?

『言葉を選ぶ』
なんて言い方もあったりします。
人とのコミュニケーションの中で様々なシーンがあり、そこで使う・出てくる言葉には色んな種類がありますよね。
イベントの中でも、
「何故(どうしたら)あんなに優しい話し方ができるのか?」
と阿部さん自身の話し方(言葉の選び方・表現力)が特に話題になってました。

でもそれってつまりはこういうことではないかと思うんです。

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読んだ(耳にした)人の想像や想いをどれだけ掻き立てられるのか。
言ってしまえば、

相手の立場に立って自分ゴトのように考える

ということ。
自己承認欲求と自己防衛・正当化ばかりする人が蔓延る時代。
自分のアカウントを気軽に手軽に持って、自分の感情を繕うことなく発信できてしまう現代の中で、どれだけ相手の立場を考えた発言ができているか。
他者への思いやりではなく、自己肯定感を高めてくれる『共感』だけが正義だと飛び交っている中、いざ自分のことを直接問われると何一つ答えられず口を噤んでしまう。

SNSでは手軽に口にできる言葉も、いざペンを持って紙書き出したり、ブログで書こうとすると、手が止まってしまう。

自分の想いを言葉にできない。
そんな人たちには響いた内容だったのではないかな、と自戒を込めて辛口めに感想を述べてみます。笑
私自身、阿部さんのお話は人柄そのままに優しさに溢れていて、聴いててとても心地よかったと思いましたが。笑

じゃあどうしたら、自分の考えや気持ちを表現できるのか?
私個人の考えですが、単純にスキルだけを考えるなら、三浦さんの回でも書いた『小説』を読むことをオススメします。

言葉や表現方法を知らないなら、既にそれを一定の形にしてしまっている小説を読むのが手っ取り早い。
そこで一緒に感受性を養う(登場人物たちの「気持ちを自分だったら」と置換して考える)訓練をすればいいと思います。
(あ、あと作品を象徴するアニソンの主題歌の歌詞とかも、作中のできごとや伝えたいメッセージ性が高いので、作品を楽しみながら読んでみるのもいいと思います)

そして、そこから今度は日頃のコミュニケーションの中で使う言葉に気を遣ってみたり、相手が言いたいことについて「それってどういうことだろう?こういうことかな?」と自分の中で置き換えながら相手の話を聴く。

つまるところ……

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 阿部さんの著書でもより具体的にその手法が学べると思うので、しっかり読み込んで、言葉と向き合っていこうと思いました。




■ハック思考

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Kaizen Platformの代表取締役である須藤さん。
日米2拠点で事業を展開されるスーパーグロースハッカーということで、そんな須藤さんが出された新刊『ハック思考 あなたが最短最速で成果を出す方法』の著者イベントでは、次のようなことが話されました。

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何でもかんでも『何も考えずにただやる』のではなく、常に行動一つ一つの中にも試行錯誤を繰り返すこと。

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須藤さんはこれを『知恵』と呼びました。

いや、もう、仰る通りで。

というか、ここまで『ハック、ハック』と騒ぎ立てる人が多いということは、逆に言えば、いかに何も考えずに過ごしている人が本当に多いということに、改めて実感しました。

いや、考えていないんじゃなくて、『浅慮』なんですかね。

考えてはいるけど、その深度が浅かったり、方向が違っていたりして、本質を捉えられていない
それか、捉えたつもりでいても、詰めが甘くて『ズレて』いたり、掴みあぐねている。

でも、自分自身がそれに気づけていない。

だから、迷走してしまう。
答えがでない(出すのに時間がかかる、もしくはやっと出したその答えもズレていた)から、考えることに疲れて止めてしまい、楽な方にシフトする。(結果、何も変わらないことに落ち込み自分に負のレッテルを貼ってしまう)

須藤さんが言う『4つの察する力』。
私は、最初の『観察=観る』部分が弱いと残りのすべてが総崩れになると感じました。
観ているようで、観ていない。
会話(コミュニケーション)の中であっても、紙面の文章の中であっても、『核』となる要点はどこにあるのか。
それを観る(視座)ということが肝要になってくるなと思いました。

著書の方ではより『ハックする』ということを具体的にわかりやすく解説されていると思うので、こちらもぜひ拝読して私なりのハック思考を深めたいと思いました。




■結局すべては『自分との対話』

自分の考えや抱えている気持ちを吐き出すこと。
実際に行動した内容について、どれだけ自分と向き合って、その中で対話ができているか。

自分との対話を深めていけばいくほど、自分の中か湧いてくる考えや気持ちは強くなるし、その抽象的なものをより具体的で現実的なものにできる。

何が好きなのか?
どんなことがやりたいのか?

それは何故好きなのか?
どうしてそれをやりたいのか?

ループに嵌ると抜け出すのが少ししんどいかもしれませんが、それでも最後に自分を助け出すのは、自分しかいないと私は考えます。

結局、どうしたいの?

導き出した答えを、実際に行動するか否かもまた、選ぶのは自分です。

選ばないという答えはありません。
何故なら、それはつまり、『選ばない』という選択肢を『選んでいる』ということだから。
何かしらの選択肢を選ぶことになるなら、自分が少しでも良いと思った方を選べばいいと思います。

成功や失敗は結果ではなく、
『途中経過(状態)』であって、
大事なのは今よりも一歩前に踏み出せているか否かだ

須藤さんもそう仰っていました。

不確かで、不確実で、不明瞭の中から何かを選ぶことを『意思決定』というなら、まずはその意思を自分の中に見定めるために、自分の想いを言語化して、それに基づいた行動をして、どんな規則性や法則があるのかを探ってみてはどうでしょうか?

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