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【LINEコラム】身体の不調を改善するためのセルフマネジメント(2021.03.11配信)

こんにちは。
『心と身体の健康が第一』なキャリア構築と組織経営で健康寿命を延ばしたいライフデザイントレーナーの丹後友里です(@LDT_ytango0630)。

前回のコラムでは『自己肯定感を高めるふりかえりの方法』を私の実体験をもとに紹介しました。

そして今回のコラムテーマは

【 セルフマネジメント 】

です。
『セルフマネジメント』と聞くと、先週のようなメンタルに関するマネジメントについては割と耳にすることは多いと思います。

が、皆さん、『身体的』なマネジメントだってあることはご存知でしたか?

『身体』に関するセルフマネジメント、と聞くと何を思い浮かべるでしょうか?
マッサージ?ストレッチ?アロマ?
それもあります◎。
ただ、ちょっと意識してもらいたいのは

【 それが本当に身体にとっていいこと 】
(身体側が求めていること)

であるかどうか、です。
ちょっと抽象的な話をすると、『心の声を聴く』という表現があるように、

【 身体の声を聴く 】

というのもある、と私は考えています。
皆さんは『身体の声』、ちゃんと聞いていますか?

「身体って『物』じゃん?声なんてあるの?」

と思うかもしれません。
確かに身体は物です。

『生き(ている)物』です。

もっと深く言うと、皆さんの身体は約37兆個の細胞というものでできていて、その1つ1つの細胞にはちゃんと『生命活動』があり、生きています

ただ細胞たちは私たち人間のように物理的な声を出すことはできませんので1つ1つの声を聴くのはできませんが、彼らは代わりとなる方法で私たち(脳)に教えてくれます。それが……


身体の各場所から感じる
・痛み
・違和感
・ダルさ

これらが『身体からの声』となってあなた(の脳)に届けられます。
そして、その【 身体から発する声(感覚)】をつぶさに聞き(受け)取ること。

整骨院やリラクゼーション店で働いていた時、大抵患者さんやお客さんから聞くのは

「なんか急に痛くなったんだよね」

「え?いつから痛いか?何やったら痛いか?
 そんなのわかんない。とにかく痛いの」

まったくもって身体の声を聞かない(聞こうとしない)声ばかり。
『痛み』という表面的な感情にばかり目が行って細部まで感覚を澄ませることをしないのは、個人的にいかがなものかと思いますし、そこにこそ痛みの原因が隠されていると私は考えています。

また、併せて一緒に聞いてもらいたいのが、

【 身体が心地よいと感じる声(感覚) 】

です。どういうことか簡単に言うと、身体を動かすことに痛みや違和感・重ダルさ・苦しさ・詰まりなどなく、

【 スムーズに楽に動かすことができる感覚 】
(身体を動かした時の『快』の感情)

のことを言います。端的に言うと『動かしやすさ』ですね。
これを

◎上半身・下半身
◎右側・左側
◎前(お腹)側・後ろ(背中)側

などでくまなく全身の感覚を研ぎ澄ませてほしいのです。

今から10秒間。その体勢のまま目を閉じて、【 身体の声 】を聴いてみてください。






いかがでしたか?
身体の声、感じれたでしょうか?

痛みや違和感を感じること。
それを感じることも大切なのですが、さきほどの『動かしやすさ』との合わせ技で、

【 どういう行動をしたらその痛みや違和感は消えるのか? 】

ということ。
これが『身体的なセルフマネジメント』の根幹です。

まとめると、

◎日頃から動きのスムーズさを感じて覚えておく
◎痛みや違和感が出たらどんな動きをすると痛みが出るのか細部まで覚えておく
◎痛みや違和感があっても『特定の動き』をしたら痛みが消える行動を見つける

日頃から身体の使い方に感覚を研ぎ澄まし整理して身体を動かす。
痛みが出たら『痛くない動き』やケアの方法を実践する。
これが【 身体からの声を聴く 】セルフマネジメントになります。

ぜひ皆さんも

・朝起きた直後
・仕事の合間
・夜寝る時

など1日どこかで身体の声を聴いてあげてみてくださいね。

今回も長々とお読みいただき、ありがとうございました。
少しでも皆さんの健康力向上にお役立てできましたら幸いです。


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