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【LINEコラム】整形外科医が推奨!『しなやか&しっかり』がポイントの若見えヨガポーズ 5選(2022.11.14配信)

こんにちは。
個別×本質的な健康づくりで働く人のQOL向上をサポートするライフデザインファシリテーターの丹後友里です(@tanchan0630)。

先週水泳指導員のスキルアップ研修があり、五輪選手を指導する研修講師の先生から「水泳上手いね」とベタ褒めされて有頂天になっている丹後です。

人生2度目の水泳指導員ライフを堪能中の私ですが、そんな私も今年で36歳。最初の水泳コーチ時代は21~25歳と今よりひと回りくらい若い時でしたが、自他ともに『今の方がフォームも泳力も上』という水泳能力に。

その要因の1つとして考えられるのが『ヨガ』です。

柔道整復師の資格取得後に始めた運動がヨガで、かれこれのんびりペースで続けること9年。今では大ファンの先生が開いている個人スタジオに毎月パーソナル指導とグループレッスンで通っています。

そんな今週のコラムでは、ヨガにまつわる記事を発見。その名も

体型マイナス5歳ヨガ 

について紹介していきます!

『ヨガって身体が柔らかい人がするもの』でしょ?

そう思っていました、私も。ですが、今なら断言できます。

『身体が硬い・ケガをしやすい人』ほど
ヨガはやるべき運動です

それではご覧ください!




こちらのツイートは今朝私が投稿したものです。
皆さんどう思われましたでしょうか?
運動って、『やればいい』ってもんでもないのです。

頭で身体の使い方・動かし方を考えながら、身体で再現する

スポーツなんかは特にそうですよね。スポーツ選手は身体の動かし方について微細な動きも認識してそれを局面ごとに微調整してパフォーマンスを発揮しています。

それと同じで、普段の日常生活の中でも『身体の使い方』は脳と身体をつなぐ神経がいかにスムーズな連結回路を保てているかに左右されます。以前学んでいたスポーツトレーナー指導の先生は『内的認識力』と呼称しています。

それを最大限に発揮できるのが『ヨガ』だと私は思っています。

私は医療出身なこともあり、『ヨガ解剖』に基づいたヨガスタイルは大好物。ヨガ解剖をベースとしたヨガはポーズを取ることよりも、そこに至るまでの『関節の動かし方』に着目します。

そう、ヨガは順を追って関節を動かしていけば自然とポーズが取れるものなんですね。

だからこそ、日頃運動不足の方で筋肉が弱り切っている、または硬い人というのは、『運動に耐えうるための身体づくり』がまず大前提で必要。

そのための下処理として

・水分をしっかり摂る(麦茶、水など)
・湯船に浸かって身体を温める
・ストレッチをして筋肉をほぐす

という『運動に必要な最低限の要素』を作る必要があります。
その段階を経て、ようやく『ヨガ』の出番です(ランニングや筋トレはまだ先)。

ヨガのいいところは先述した効果以外にも『姿勢の矯正』にも役立つということ。『関節を動かす』というのは筋肉が伸び縮みするだけではありません。『関節を構成する骨』も一緒に動くということです。

『姿勢が悪い』=『関節の形がゆがんでいる
   ↓
ヨガをやる
 = 関節を構成する骨
   そこについて関節を動かす筋肉
   その両方に同時にアプローチできる
   ↓
身体(姿勢)のゆがみが取れていく
   ↓
内臓の位置が本来の位置に整う
   ↓
内臓の働きが活発になる
 =・痩せる(余分に溜め込んでいるものを出す)
  ・基礎代謝が上がる(筋肉の動きがスムーズ)
                 などなど

こうした身体の内外に大きな影響をもたらしてくれるヨガですが、そんなヨガにも『体型がマイナス5歳』に若見えできるポーズがあるとか。
早速どんなものか見ていきましょう。




① :背骨まわりをほぐす基本のポーズ

①牛のポーズ、②猫のポーズ

1)吸いながら背中を反らす
  
両手、両脚のひざ下を床につける。
  両手は肩の真下、両ひざは腰幅に広き、
  太ももが床と垂直になる位置に調整。
  息を吸いながら背中を反らし、
  視線を斜め上に向ける。

2)息を吐きながら背中を丸める
  
息を吐きながら背中を丸めていき、
  最後は首の力を抜く。
  動作の最中は両手と両ひざの位置を変えない。
  背中を反らす、丸める動きを
  ゆっくりと5回繰り返す。


② しなやかな骨盤の動きを取り戻す

サギのポーズ

1) 脚を伸ばし骨盤を立てて座る
  フェイスタオルを用意する。
  床に座り、両脚を前に伸ばし、息を吐く。
  背中が丸くならないように注意。
  骨盤が床に対して垂直になるように意識して。

2)右脚を持ち上げてキープ
  左かかとを股間に引き寄せる。
  右足の裏にタオルをかけて、
  両端を両手で持つ。
  息を吸いながら右かかとを押し出しながら
  持ち上げてひざを伸ばす。反対も同様に。


③ 背骨&肩甲骨まわりを柔らかくする

変形:猫のポーズ

1) 四つばいになる
  
両手両脚のひざ下を床につけて
  四つばいになる。
  両手は肩の真下、両ひざは腰幅に開き、
  太ももが床と垂直になる位置に調整し、
  息を吸う。

2)おでこを床につけてキープ
  
息を吐きながら両手を前に滑らせる。
  背骨を自然に反らしおでこを床につけて
  5呼吸キープ。


④ 大殿筋を鍛えてプリ尻メイク

イスのポーズ

1)お尻を引いてひざを曲げる
  
両足を腰幅に開いて立つ。
  息を吐きながらお尻を引いて
  ひざを曲げていく。

2. 両手を上げてキープ
  
息を吸いながら両腕を斜め上に伸ばし、
  手のひらを内側に向けてキープ。
  ひざがつま先よりも前に出過ぎないよう注意。


⑤ 下半身全体の筋肉にアプローチ

戦士のポーズ2

1)腰を落として両手を上げる
  
左脚を大きく後ろに引き、
  足先をやや外側に向ける。
  右ひざを曲げ腰を落とす。
  手のひらを合わせ、
  息を吸いながら腕を頭上に伸ばして
  そのままキープ。

2)両腕を伸ばしてキープ
  
息を吐きながら両腕を前後に開き
  肩の高さまで下ろして
  手のひらを下に向ける。
  両手が遠くに引っ張られる感覚で
  そのままキープ。逆も同様に。


という感じでいくつかご紹介してきました。
個人的には⑤の戦士のポーズからの三角のポーズに移る動きが1番好きです(聞いてない)。

自分で思っている以上に、身体というのはちゃんと動かせていないものです。「動かしているつもりなんだけど……」は『つもり』なので、ちゃんと動いていないのです。その『つもり』をずっと続けていくと、本来動かないといけないところは動かなくなり機能が落ちて、周囲で代わりの動きをしている関係ない筋肉たちがどんどん疲弊していき、最終的に『ケガ』を引き起こします。

「運動中は考えごとにも最適だ」なんて言われたりしますが、一流のアスリートですら日々の競技パフォーマンス調整に余念がないというのに、一般の方でそんな風に運動をしているなんてどうなんでしょう。そんな方の使い方ほど、フォームがどうなっているのか見てみたいものです。

内的認識力が高まれば、若見えできる体型作りも余裕で行えます。改めて運動中の身体の使い方意識してみてくださいね。




今週も最後までお読みくださりありがとうございました!
今週のコラム、いかがでしたでしょうか?
今日のコラムが少しでも皆さんの健康力向上にお役に立てできましたら幸いです。
今週も体調管理に気をつけて良い1週間をお過ごしください!



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