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【LINEコラム】隠れ病を発見する手段に!『人間ドック』のおすすめ検査項目7選《後編》(2022.3.10配信)

こんにちは!
多角的な視点と根本から治す健康づくりで充実した人生を目指すライフデザイントレーナーの丹後友里です(@tanchan0630)。

今日はコワーキングスペースの職場で急にやらないといけないことがあり、朝からコラムを書く時間がなくなってしまい、また別件も数件ありとかなり遅い時間に配信となってしまいました。

しかも内容は、先週に引き続きの『おすすめの人間ドック  後編』という重たいテーマ。こんな時間(執筆時点3/10  20:45)に目を通していただいた方、本当に本当にありがとうございます。

先週に引き続きですが、やはり健康診断には皆さんそこそこ反応がありまして、やはり皆さん気にはなっている(けど踏ん切りがつくまでに時間がかかっている)模様。笑

中には新春企画でセッションをさせていただき、その際には「婦人科受診します!」と宣言していた方が、仕事の都合で受診を先延ばしにしていたら卵巣捻転を起こしてしまい緊急搬送になってしまったケースも。


わかっていても、なかなか行動に移せない』のが健康管理。


気持ちと気合のエンジンがかかりづらいものなので急かしたり脅かすわけではありませんが、『痛みを伴う教訓』だけを教訓とせず、『痛みを伴う前に教訓を得て痛みを回避する』術を持つことの方が、人生100年時代を優に楽に過ごしてくことができると私は思っています。


さて、そんな人間ドック。
先週書いた内容も軽くおさらいしながら続きを紹介していこうと思います。

人間ドックではいろんな検査を選択することになりますが、その時のポイントがこちら。

◎健康診断や検診などであまり受けられないもの
◎比較的リーズナブルの予算で取り扱っている施設が多い
◎でも重要な病気の早期発見や発症リスク判定につながる

そしてこれら3つのポイントを押さえた検査というのが……

【 おすすめ検査 】
 ①腹部超音波(腹部エコー)
 ② ABC検診
 ③ 眼底検査
 ④ 頸動脈超音波検査(頸動脈エコー)
 ⑤ 上部消化管(食道・胃・十二指腸) ←今日はここから
   内視鏡検査
 ⑥ 乳腺超音波(乳腺エコー)
 ⑦ HPV(ヒトパピローマウイルス)検査

ということで、今回は⑤から紹介していきます。
それでは早速先週の残りの『おすすめ人間ドック』検査みていきましょう!




⑤ 上部消化管(食道・胃・十二指腸)内視鏡検査

《 発見可能疾患 》
 胃がん・食道がん

《 受診のポイント 》
 ・ピロリ菌感染歴がある人
 ・フラッシャーの人
  (コップ一杯の飲酒で顔が赤くなる人)
 ・喫煙者

胃カメラは苦手という人に、苦痛の少ない経鼻(鼻から)内視鏡や鎮静剤を用いた検査も普及している。
※検診でバリウム検査の方が多いのは、検査を行える人員が関連する
 ◎バリウム検査:放射線技師が行える
 ◎内視鏡検査:医師がつきっきり ←  検査高精度


⑥ 乳腺超音波(乳腺エコー)

《 発見可能疾患 》
 乳がん

《 受診のポイント 》
 ・20~30代女性(40代以上は検診対象)
 ・年齢が若くても遺伝の関与あり

マンモグラフィは乳がん発見に有効な方法だが、乳腺組織もがんも白く映るため、重なって映るとがんを発見しにくいことがあります。この欠点を補うため、40代の方はマンモグラフィと乳腺エコー検査の両方の受診がおすすめ。若い方は入選エコーだけでも受診するのがおすすめ。


⑦ HPV(ヒトパピローマウイルス)検査

《 発見可能疾患 》
 子宮頸がん

《 受診のポイント 》
 20歳以上の女性に2年に1度

対策型がん検診では、20歳以上の女性に2年に1度、問診、視診、内診、細胞診を行って子宮頸がんの早期発見につなげているが、人間ドックで同時にHPVの感染の有無を調べる検査を受けることで子宮頸がんのリスクを知ることができる。
(『有効性評価に基づく子宮頸がん検診ガイドライン(2019年版)』で子宮頸がんの予防にHPV検査が有効であると結論づけられている)



いかがでしたでしょうか?
LinkedInでも健康診断の話を書いて投稿したら、コメントで『胃カメラの方が詳しくわかるからおすすめします』とアドバイスをいただいて軽くわかりました~と返事をしたのですが、今回の記事を書いていて自分でも思いました。



胃カメラ、やった方が良さそうだな……。
( ↑ 私、フラッシャーなんですよね)




年齢もアラフォーに片足突っ込みだしたので、今回の特定検診ではバリウムでしたが、来年以降体調に合わせて胃カメラも追加で意識して受けてみようかなと思います。

また、記事にも書いてあったのですが

基本的に『症状がない健康な人』が
受けるのが人間ドック

とのこと。
つまり、既に何かしらの自覚症状があって病名がわかっている人が『精密検査』として行うものではないということ。
あくまでも自覚症状が出ていない方向けの健康診断が人間ドックなんです。

人間ドックを通して隠れた病気を発見するのが正しい活用方法になりますので、既に自覚症状がある方はしっかり該当する科の病院に受診して医師の診断を受けること(健康診断の結果の『再検査受診』など)がまず最初の健康管理への第一歩です。

ぜひ直近で健康診断イベントが発生した際は、なるべく怖がらずに前向きな気持ちで臨んでみてください!


また、おまけの番外編と言うことで、『年代別に受けたいオプション検査』というのもあるそうなので、もっと知りたいと思う方はこちら ↓ をどうぞ!






今回も最後までお付き合いいただきありがとうございました。
少しでも皆さんの健康力向上にお役に立てできましたら幸いです。

コラムの内容について質問・疑問・感想などありましたら、お気軽にトーク画面よりお声掛けください (*^^*)/



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