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【LINEコラム】パフォーマンス向上のために『体調を記録する』ことが重要な理由(2021.03.25配信)

こんにちは。
『心と身体の健康が第一』なキャリア構築と組織経営で健康寿命を延ばしたいライフデザイントレーナーの丹後友里です(@LDT_ytango0630)。

前回のコラムまでは【 身体の声を聴く→記録する 】というセルフマネジメントついてお届けしていました。

ここ最近1週間、皆さんのメンタル・身体的に調子はどんな感じでしたか?記録していない方もぜひ今思い出せる範囲でふりかえってみましょう。そしてその総評はどう感じましたか?

そこから自分には必要どんなことが必要でで、何をするのか、何をやめるのか、見えてきましたか?
記録を取ることも大事ですが、そこからふりかえって次につなげていくための具体的な対策を考え、行動していくことが目的の記録になります。

【 健康的な生活を送って人生を楽しむ 】

それが記録することの意義であり、最終ゴールです。もし途中でケガや病気をしてしまっても、具体的な記録があれば、医療関係者はそれを元に症状の緩和や病状の特定をしてくれます。

記録することは、セルフマネジメントでありながら、情報収集でもあるのです。ぜひこの機会に体調を記録する習慣をつくり始めてもらえたらと思います。

前置きが長くなってしまいましたね。
今週お送りするテーマは【 病院がしてくれること 】です。

「身体の声を聴いてますか?
 自分の主観を正確に把握し、
 書いておきましょう!」

と再三伝えてきましたが、それが役に立つ時があります。


それが【 病院を受診した時 】です。

どういうことかというと、病院や整骨院など医療機関を受診した際、お医者さんでも看護師さんでも柔道整復師でも鍼灸師でも理学療法士でも作業療法士でも、必ず聞きます。

『その症状はいつからですか?』

その時に割と多い回答が

「わかりません」
「気づいた時にはこうなってました」

という回答。
正直に言います。その回答ではその辛さを何とかしたくても何ともできませんし、こちらから逐一質問を重ねて原因を特定する労力の負担が大きい上、時間ももったいないです。

むしろ少しキツイ言い方になりますが、その回答は『無責任』な回答とも言えます。

自分のことで、何か原因になるようなことをしておきながら、無責任に他人に「何とかして!」というのは、少し失礼ではありませんか?

健康管理で一番象徴的だと思う言葉は

【 火のない所に煙は立たない 】

だと個人的には思っています。なぜなら、ほとんどの病気・ケガ・不調には、何かしらの行動・要因が原因でその症状を発症しているからです。

だからこそ、しっかりまずは自分の主観(体感)を細かく分析して、それを把握しておくこと。治療とは医療職側だけの努力だけではなく、患者側の協力が無ければ早期回復は難しいのです。

日頃からできることをしっかりしておくこと。そうすればあとは専門家が判断し、適切な処置をしてくれます。

整骨院で働いていた時、よく患者さんや同業の先生方からこんな言葉が聞こえていました。

「お医者さん(病院)は何もしてくれない」

私からすると、それは至極当然です。なぜなら、

【 医師(病院)はその症状がどうなっているのかを診て判断する
のがお医者さんのすることであり、
患者さん(自身の身体の自己治癒力)がその症状を治す

と思っているからです。
私としては、医師も含め、医療関係職の皆さんが患者さんに施すのは、いわば『道路交通整備』のようなもの。

症状の緩和を促したり、一時的に負担を軽くしたり、身体の中を循環する成分・細胞たちの動きが活発になるように促していくこと。

短期間で元の健康状態に戻っていけるか否かは、

◎栄養が不足偏っているなら食生活を改善する
◎運動不足なら運動の習慣をつける
◎精神的に穏やかになるために日記をつける

医師や医療関係者からの【 アドバイスを主体的に実践するかしないか 】です。

医療関係者に自分の健康を丸投げしないこと。
ちょっと辛口になりましたが、ご自身の健康について改めて考え直すきっかけになれば幸いです。


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