マインドフルネスを始めたいあなたへ 第Ⅲ部 ○キャットフード・レッスン
「マインドフルネス本」を元に、今年から、クラブハウスで読書会を行っています。
その読書会での「気づき」をコチラでもシェアしていきたいと思います。
今、読みすすめているのは、
『マインドフルネスを始めたいあなたへ/著ジョン・カバットジン』
コチラの本…第Ⅰから第Ⅲ部で構成されていて、ひとつの章がさらに細かく分けられています。その一つを順番に一日ひとつ取り上げて読書会を行っています。夕方17時30分から15分間/Clubhouse)
第Ⅲ部 マインドフルネスの精神をもって より
☆キャットフード・レッスン
博士は、家に猫を飼っていて、猫の餌を入れておくお皿が、そのまんま台所のシンクの上においてあると、毎回嫌なキモチになります。
そのことで、奥さまには、博士の出来る最高の丁寧さで、「やらないでほしい」と伝えるのですが、奥さまは忘れてしまうのか、いつの間にか「お皿」は台所のシンクの上に転がっているのです。
それを見つけるたびに博士は妻に怒りを感じる。
「キモチ」を尊重してくれず傷つく博士。
でも、最近になって博士はこの件についてそれほど怒らなくなっているばかりか、笑顔でいる自分に気づきはじめます。
妻との猫のお皿が原因のやりとりを、博士はより大きな気づきとユーモアをもって見ているのです。
自分の反応が起こる瞬間にそれに気づき、それを見るのです。
「まさにこれだ!」と自分に言い聞かせながら。
受け入れがたい何かが起こったときこそチャンス!
自分の感情や思いに気づき、受け入れる。
まるで、鍋の中でぐつぐつと調理されるかのように、自分の感情を観察してみる。ちょっとした遊び心という旨み調味料も投入して。
あなたが作った今夜の料理は如何ですか?
私自身もいつの間にか、料理が上手くなってきているようです。
今、ここにあることに心からの感謝を届けます。
自分の呼吸・心・カラダとつながっていることにも。
ありがとう!
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