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マインドフルネスを始めたいあなたへ 第Ⅱ部 ○手はどうするか

「マインドフルネス本」を元に3人で、今年から、クラブハウスで読書会を行っています。

その読書会での「気づき」をコチラでもシェアしていきたいと思います。

今、読みすすめているのは、
『マインドフルネスを始めたいあなたへ/著ジョン・カバットジン』


コチラの本…第Ⅰから第Ⅲ部で構成されていて、ひとつの章がさらに細かく分けられています。その一つを順番に一日ひとつ取り上げて3人で読書会を行っています。夕方17時30分から15分間/Clubhouse)

第Ⅱ部 マインドフルネス実践の基本 より
☆手はどうするか

「ボディランゲージ」…身体が発する言葉に耳を傾ける瞬間。
相手の発する言語をキャッチし、そして自身のカラダからの声にも敏感になることが大切。

ヨガ哲学でも、身体のつくる特定の姿勢は「ムードラ(mudra)」とよばれ、関連するエネルギーを持っています。

瞑想で座るとき、手の平を太もものに触れておくのか、手の平を上にするのかでエネルギーが変化するのを感じます。
明らかに内から外に変わったように感じることがあります。

『ポーズ』って大事なんです。
ちょっと怒りのポーズをとっただけで、キモチがイラついてきたり、
猫背の姿勢をとると、気分まで落ち込んだ感じになるし、
胸を張り、手をぱーっと広げただけで、前向きになれたり。

ここでは、ガンジーの最後が語られています。
自分を暗殺した犯人に向けて両手を胸の前で合わせマントラを唱えられたと。何年も実践してこられた瞑想やヨガによって、自身の命さえも手放せていたのです。
彼の生きる姿勢は慈悲そのものであったのでしょう。

ヨガの実践のあと、私達は胸の前で手を合わせます。
先生へのお礼と自分自身へのありがとうを伝えるために…。

その瞬間の手と手が触れる温もりを感じたとき、どんな感覚、感情、思いが感じられるでしょう。
あたたかさ、冷たさ、ふわっとした感じ、ゴツゴツしたかんじ。
そのすべてを感じてみます。

ひょっとすると、それだけで「幸せ」かもしれません。

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