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noteに子どものことを書く時のルール

はじめに

約2年半前にnoteを始めた時、家族(夫&子ども)には、アカウントをオープンにしました。
選択としては2択「家族のことを書くのなら書いているものを明らかにする、家族のことを書かないのであれば知らせる必要ナシ」でした。それはもう「乗るなら飲むな、飲むなら乗るな」という位、私の中では当たり前でした。
結果「まぁ、書くよねぇ」と思い、夫にはLINEし、子どもは共有のPCやタブレットを使うことによって、自由に見ている状態です。

当然、書く内容は制限されます。また、就寝前の寝室で、子どもに私のプロフィールを読み聞かせられるという目が覚めるような辱めを受けたりということもありました。
そんなことがありつつも、あらかじめルールを決めてnoteを開始したことはよかったと、子どもが成長するにつれ思うようになりました。

このことに関して、noteに書こうと思ったことは何度かあるのですが「しょせんマイルールだし」と思って、その度引っ込めていました。

ところが少し前、相互フォローのnoterさんが、自身のnoteがお子さんにバレて、結果、該当noteを削除したということがツイッターで流れてきました。
そのツイートにリプしつつ、「マイルールでも、おおやけにしたら誰かの参考になるかも」と思ったのが、今回のnote投稿の経緯です。

なお、「家族を書く」場合、圧倒的に夫よりも家族が多いので、今回は子どもを書く場合のルールにしました。

ルール1:子ども本人が嫌がることはしない

これは「私の思う子どもの嫌がること」ではなく、「子ども本人が嫌だということ」です。
家族と言えど別の人間、やっぱり嫌と思う事は違うんだな、ということをnoteを書く際の確認で何度も痛感しました。

私は子どもの作品、写真・絵・編み物などをnoteに掲載していますが、必ず毎回許可を取っています。
反応は「載せて載せて」「別にいいけど」「絶対ヤダ」の3択ですが、正直その3つがどういう基準なのか、私にはイマイチ分かりません。
ただ、毎回ほぼ即答なので、本人には明確な基準があるんじゃないかと思います。

ちなみに、こちらの猫耳にスキしていただいた方、この後が気になっていらっしゃるかもしれませんが、完成品は「絶対ヤダ」とのことで掲載不可でした。そんな感じです。

ルール2:特定されるようなことは極力書かない

具体的には、
・必要がない限り、学年の表記はしない。
・性別は書かない。
・性別の表記が必要な内容は書かない(たぶんそんなデリケートなことを書く必要がない)。

あとは居住地情報はなるべく出さない、などもありますが、ツイッターのフォロー情報を見ると結構わかっちゃうよね、という話ですね・・。

また、卒業・入学といった記念行事はどうしたって学年特定されます。
時期をずらしたり、後で消した方が無難だと思います(私もこの後、消します)。

これに関しては、結構用心深い方だと思います。
情報サイトの企業に勤務していた時「いったんネットに流出した情報を完全に回収することは不可能」と研修で教わったことが効いてるんだと思います。
パート社員にも年1回の受講が義務付けられたセキュリティ研修で、WEBテキストに、「むつかしい」「困難」ではなく「不可能」とがっちり記載されていました。
3年間在籍していたので、3回受講。
その成果あってなのか、在籍中も退職後もその会社から情報流出のニュースは聞いたことがありません。

ルール3:いつかは「子ども」を卒業する

note開始の時、子どもは小学生。
「子どものことも書くだろうな」という気持ちと、「遠くない未来にやってくる、”子ども”として書く事の引き際・潮時を見逃さないように」という気持ち、両方を心に置いて書き始めたように記憶しています。

結論から言うと、我が家の場合「今が潮時」です。
2年位前から、なんとなく兆しを感じていて、ここ何ヶ月かでそろそろだなぁと。
判断基準を言葉で表すのは難しいのですが、強いてひとつ挙げれば「本人が自分のnoteアカウントを持ってもおかしくない」と、親の私から見て感じたから、というところでしょうか。

「子ども」として書くのは、おそらくあと2~3篇で、今後はたまに「家族の一員」として出てくる程度じゃないかと思います。「載せて載せて」リクエストがあった場合は、ちょっと別ですが。

また今回のnoteを機に、子どもに関するnoteをまとめたマガジンを削除しました(納めていたnote自体はそのままあります)。ご了承ください。

おわりに

「大人の創作の世界に、子どもを参加/卒業させる」ことについて、考えさせられたトピックを2つ、引用させていただきます。
視座高く、書かれて・創られていて、参考になると思うのです。

なお、前述のnoterさんは該当note削除で事なきを得たそうですが、有料noteの場合は記事を削除しても購入者からは閲覧出来る状態が残ります。

また、他の方のマガジンに追加されていたり、みんなのフォトギャラリー登録経由でヘッダー画像が使われていたりすると、そちらにも影響がおよびます。

「そんなこと、今まで考えたことなかった」という方も、この機会にいちど考えてみてはいかがでしょうか。

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