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マツコデラックスの続編

マツコデラックス2


みなさんこんにちは!元気ですか?今こっちは夏です。


夏といえばカレーというわけでこないだ一回も来たことのないショッピングモールの中にあるよくわからんカレー屋さんにさも常連のような表情でおもむき、まるでいつもそうしているかのように「季節の野菜10種盛り焼きカレー」みたいな名前のメニューを注文したところ、まんまとゴーヤが入っていた。絶対にゴーヤを入れるな。なにをゴーヤを入れることがあるねん。カレーに。


しかも口に入れる直前まで何故かそれをアボカドだと信じて疑わなかったこともあり、これはさすがにダブルショック。シングルショック寄りのダブルショック。思わず何の罪もないスプーンを数秒見つめた。小栗旬は映っていなかった。


そう、ゴーヤが嫌いだ。


嫌いというかあまり食べ物として接したことがない。手にとって何かを殴ったことこそ無いが軽めの鈍器だと思っている。件のセクシー大喜利七味事件に代表されるような「食べ物を粗末に扱う行為」に対しては、教師である両親の教育の賜物、俺にもそれを許せない感覚はたしかに備わっている。

が、それとこれとは話は別。ゴーヤはダメだ。


「それは本当に美味いゴーヤを食べたことがないからだよ」というウニ的発想を展開してくる島人(しまんちゅ)も中にはいるかもしれないが、それなら本当に美味いゴーヤを入れろ。絶対にゴーヤを入れるな。9種盛りでええ。


俺の中のクリスティアーノ・ロナウドも「なぜゴーヤを入れるんだい?」と言っている。俺の外のクリスティアーノ・ロナウドはサッカーをしている。いい気なものだ。こちとらゴーヤを食べさせられているというのに。

もし俺がクリスティアーノ・ロナウドだったらクリスティアーノ・ロナウドに「なぜサッカーをするんだい?」と訊くだろう。イッツライクア自問自答。向井秀徳ってゴーヤ食べるのかな。


話が大きく南ヨーロッパの方へ逸れて温帯低気圧化したので、軌道修正したいと思う。


めんそ〜れ⭐︎


そもそもそのカレーを食べた時、ゴーヤという名の手榴弾に気を取られすぎていた為、今となっては他に何の野菜が入っていたのかすら思い出せない。ぼんやりとキャベツが入っていたような気がしないでもないが、それ以外の8種に関しては印象が皆無である。

2種盛りだったのか?

10種を謳っておきながら2種にするという暴挙は決して許される行為ではない。だって80%減である。これでは戸愚呂もヘレンちゃんしか倒せない。微笑みの爆弾も不発である。ありがとうございます。さらに同世代にわかりやすく初代ポケモンに置き換えるならば、


151(匹)×0.2=30.2(匹)


80%減だと30.2匹である。


151匹を30.2匹にするとなるとこれはもう大幅なリストラだ。バリヤードとかあの辺のキモいポケモンからどんどんクビになっていくだろう。そもそも0.2匹の端数は何で補うつもりだ。俺はタマタマの奥の方にいる割れてる奴だけ残すくらいしかないと思う。



話が大きくカントー地方へ逸れて、ソニックブーム化したので軌道修正したいと思う。


めんそ〜れ⭐︎


しかしまあ店員さんも俺の健康を気遣ってゴーヤを入れてくれたのに、ここまで憤慨するのも大人気ないし、いい加減しつこい気もしてきた。そもそも個人の味覚であるとはいえ日々ゴーヤを作っている人達に対してこれではあまりにも申し訳ない。


ゴ ー ヤ の 話 は も う 終 わ り や 。




ゴーヤといえば苦い思い出がある。高校の修学旅行で沖縄に行った際、夕飯のビュッフェにゴーヤチャンプルーが出てきた。妙なマネをするな。ゴーヤて。ソーキそばを出せ。出てたか。出てたらごめん。

なによりキツかったのが当時好きだった女の子がこの上なく嬉しそうにゴーヤチャンプルーを盛り付けていたことだ。「正気か?」という言葉を海ぶどうと共に飲み込んだ。17歳だった。




もう本当にやめよう。これ以上書いたらさすがに怒られて叩かれて友人の弁護士に相談しなくてはいけなくなる。


昨晩は少しお酒を飲んだので、健康を鑑みて今日の昼食はスパイスカレーのお店に来た。いざ運ばれてきたカレー食べてみるとまんまとパクチーが入っていた。絶対にパクチーを入れるな。












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