【精神科入院】部屋移動の申し出・依頼、その方法は？

こんばんは、たななこんぶです。
今回は、入院するお部屋の諸事情についてお話させていただきます。

入院中、4人部屋だと相部屋で、相性が試されます。
精神科ならなおさらです。
ここからは、私の場合の、ベッドの位置と部屋の移動に関するお話です。

1. 部屋移動の申し出

私が統合失調症の患者Nさんと出会ったエピソードについては既に書かせていただきました。
（詳しくはこちらをご覧ください↓↓）

統合失調症の方の独り言、いわゆる独語（どくご）は、ASDの私にはやっぱりうるさく感じて、耐えられませんでした。

そのことを看護師さんに相談すると、
「部屋、移動する？」　と提案されました。

初入院の時なので、よく理解できなかったのですが、
頻繁にはできないものの、お互いの患者さんの治療の妨げになると判断された場合、
ベッドの位置、つまり私の部屋の場所を変更できるシステムがあります。

これにより、Nさんには申し訳ないものの、私はベッドでゆっくりと過ごせる時間が増えました。

2. 部屋移動の依頼

今度は逆に、他の患者さんとの兼ね合い上、「お部屋の移動をお願いします。」と
部屋移動の依頼をされることもあります。

これは特に個室にいる人の場合が多いと直感で思っているのですが、何が言いたいかと言うと、

「あなたは個室にいなければならないほどの病状からは回復しました。なので、より必要とする患者さんへ譲ってもらえると嬉しいです。」

との理由で、個室からの移動を経験したことがあります。

私の病院では個室の数が限られているので、これもお互い様で個室を利用しようというシステムです。

3. 部屋移動の荷物整理

では実際に移動となると、荷物を片付けなければなりません。

事実、引き出しや棚から全部出して…も経験したことがありますが、
看護師さんによっては別の画期的な方法で移動を解決する場合もあります。

発想も動作も、「すげーっ！」っていつもなります。

やり方は簡単。

・荷物の入っている棚ごと、台車に乗せて運ぶだけ！
・ベッドの上にその他荷物を乗せて運ぶだけ！
・消灯台は押して運ぶだけ！（※）
※消灯台には、テレビ・冷蔵庫はありません！

台車への乗せ方も、2人がかりではなく、男性1人で棚の角と台車の角を合わせて「ひょい。」とあっという間に乗せるので、感動します。

なので、10分あれば引っ越し完了です。

4. 今回のまとめ

・部屋移動の申し出&依頼はお互い様
・特に申し出をするのは精神科特有かもしれない
・引っ越しは10分もあれば完了（個人差あり）

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

たななこんぶ