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水戸ホーリーホック×町田ゼルビア 大敗を喫する要素 (2020第6節)

平戸に祈りましょう🙏

この試合のあらすじ

ホーリーホックは立ち上がりから縦志向の攻撃を増やし、強度を前面に襲い掛かる。ゼルビアはエアボール合戦からのセカンド回収にエラーがあり早々に失点してしまう。そして飲水タイム後のスローインのボールロストからカウンターを喰らい前半の内に突き放される。

以降はゼルビア ボール保持 vs ホーリーホック ボール非保持 そして時折逆、といった展開が続くが、負傷アクシデントもあり悪い流れを断ち切ることはできない。そして疲労しエラーを起こす。最後まで強度を見せつけられ4失点で終局する。

ゼルビアの生命線である速攻サイドチェンジは終始不発。ホーリーホックの術中にまんまとハマってしまった。

水戸の正しき成長

ホーリーホックは監督が名将街道をゆく長谷部茂利から秋葉忠宏に代わり、かつ選手も大幅に変更があった。(依田光正コーチもいるよ)

優勝候補とは思えず勝てるチャンスがありそうとも思ったがこちらの大敗だった。確実にこちらの弱点を分析されていたと思う。

水戸には分析コーチがいる。佐藤亮佑、就任1年目ではあるがアナリスト養成所として話題になっている筑波大学蹴球部出身だ。おそらく彼の分析レポートによるところが大きかったはずだ。ゼルビアには分析を専門とするコーチはいないようだ。その差も負けた要因の一つと言えるかもしれない。

J2草創期にはお荷物クラブだったホーリーホック。今は経営から強化までサッカークラブとして正しい方向に成長している(水戸サポーターから見たらまた違うのだろうけど)と感じるリスペクトすべきチームだ。対する我が軍はちょっと古風なエンタメとしての方向で伸びを見せているが…今後は果たしてどうなるのか?

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FC町田ゼルビア 2021年の過去の分析記事はこちら (2020年の記事もお試しで入っています) ジュース1本程の寄付で閲覧可能です ※ゼ…

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