見出し画像

2.売るための仕組み。それは...

売るための仕組み。それはACLというものです。私はマーケティング・コンサルタントなのでネットを通して説明しますが、この公式はリアルであっても同じことです。それぞれ説明していきます。
 
AはAccess(アクセス数)のことで広告やホームページに訪れた人の数。実店舗では来店数を指します。
 
CはConversion Rate(コンバージョン・レイト)
成約率のこと。アクセスして訪れたWEBページで何人買ったかの割合です。
 
LはList(リスト)で顧客名簿のこと。もう一度、連絡を取れる人が何人いるかということです。
 
このACLは掛け算として考えるとわかりやすく、
(A×C×L)どれだけC(コンバージョン・レイト)のWEBページに力を入れてもA(アクセス数)が0なら、出る結果は0になります。売り上げを上げるためにホームページのリニューアルをしても意味がないということです。
 
そしてA(アクセス数)とC(コンバージョン・レイト)に力を入れても、リスト(名簿)がなければ一時的な売上で終わります。
 
実店舗でいえば、どれだけ来店してくれた(A:アクセス数が増えた)としても、誰も買ってくれなかったら(C:コンバージョン・レイト※成約してくれなかったら)売り上げは0。どれだけ、買ってくれたとしても、連絡を取る手段(L:リスト※名簿)がなければ次に買ってくれるのを待つしかなくなる。ということです。
 
つまり、このACLという仕組みを理解していた企業がコロナ禍でもインターネットを正しく使って、安定した売り上げを取っていたのです。
 
※ACLという概念を持っていたわけではなく、(A)自社製品に興味のある人を集めて、(C)成約率の高いWEBページ作って新規客を獲得し、(L)既存客の名簿にも再販をする仕組みを使って売上を上げていたわけです。
 
ここでもう一度考えて頂きたいことがあります。いつもの日常に戻りつつある今、本当にお客さんの変化に適応できているのでしょうか?売り手側が追い付いていない状態がほとんどなのでは?と感じるのは、私だけでしょうか?承知のことと思いますが、この変化はもう戻ることはありません。
 
だからこそ、変化に対応しなければいけない。そしてその変化を取り入れる際は、闇雲にネット広告を出す、WEBページを作るなどの周りのやり方に合わせるのではなく、基準を持ったうえで取り入れることが売れ続けるためには必要なのです。
 
ここまでを読み、「売る仕組み」が大事だと理解していただけたなら、次はそのACLの仕組みをどのように作るのかを説明したいと思います。
 
その説明は次回以降でお伝えしていきます。
 
PS.次回は売る仕組みのA(アクセス数)について詳しくお話します。
ぜひお楽しみに!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?