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石垣に登る娘を見て思うこと
なぜ山に登るのですか?
そこに山があるからさ。
エベレストには登りませんが、娘が先日登ったのは、身長の2倍もの高さを誇る公園の石垣。
おそらく登るために設計されたものではなく、防災用や景観を整えるために、石垣は組まれているのかと。
お散歩中に石垣に目が止まり、立ち止まる娘。そして、おもむろに
「パパ、登っていい?」
基本的に、○○していい?と娘からせがまれたら、「いいよ」しか言えないプログラミングになっているパパ。
まぁ、無理だよとか、危ないからという理由で、子供の好奇心を摘んでしまうのはよくないと、もっともらしい理由を後付けし、見守ることに。
すると、マジで、登り始めた。
そこに石垣があるから。
原始的な本能が呼び出されてきたようで、おもむろに登り始める3歳の娘。
小声で、「あれ?」「こうかなぁ」とつぶやきながら、試行錯誤している。本当に登るんだ。
石垣は約180㎝くらいの高さ。石はバラバラの大きさで、足や手をかける部分は探せばある状態。
大人でも大変で、子供にとっては確かに登り甲斐がありそう。てゆうか、横に階段あるから登らないけど。
身長90㎝の娘が挑む石垣。
10分が経過。
晴れているとはいえ、12月の札幌は寒い。
登り続ける娘。凍えるパパ。
そして、ついに、登りきる瞬間が訪れる。
「やった〜!」
歓喜の声をだし、笑顔の娘。
嬉しさ半分、寒さ半分のパパ。
チャレンジは大事だね。頑張ったね。
勝利者インタビューのように、良かったねと声をかけると、
「ちっちゃい頃は、もっと早く登れたのに〜」
そうか。タイムアタックをしていたのか。パパ、気付けなかった。レベル高いな、娘よ。
3歳よりちっちゃい頃は、さすがに登らせなかったと思うけど、まぁいいや。おめでとうございます。
石垣に挑む娘から、たくさんのことを学べましたとさ。
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