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なぜ子供はギリギリまでトイレを我慢するのか?子育てあるあるを考えるvol.5

子育てあるある七不思議を考察するシリーズ、第五弾。
今日は、

なぜ、子供はギリギリまでトイレを我慢するのか?

こちらを考察してみます。

この現象は我が家の子供達だけでしょうか?
いや、そんなことはない。
自分も子供の頃はそうだった。

すぐにトイレに行けばいいのに、なぜか我慢して遊んでいませんでしたか?今日はその理由を分析してみます。

1.遊びを中断させたくない

シンプルな理由ですが、トイレに行くことで、遊びが一時中断してしまいます。遊びの時間は子供にとって最も楽しいもの。そして、自分の世界に没頭できる時間です。

その時間が中断されてしまうと、現実の世界に戻ってしまうため、止めたくない気持ちが働きます。

だからこそ、ギリギリまで我慢して遊び続ける。
ささっと行った方が、明らかに楽しく遊べると思うのですが…

2.今が一番楽しいから

子供の特性として、楽しいことを最優先させる特性があります。
後先のことは基本的に考えない…

だから、楽しそうなことがあれば目移りするし、すぐに行動に起こせる強みがあります。
そのため、自分が少しでもイヤなことは後回しになり、中断されると非常に残念な気持ちになります。例えば、

・好きなTV番組中に夜ご飯が出来上がった時(召集されてTV終了なため)
・遊び時間が終わりに近づき、お風呂に入る時間が来たとき
・お風呂上がりに着替えずに遊んでいても、強制的に着替えさせられた時

このように、トイレに行く以外にも、自分の欲求とは違った現象が起きた時に、子供は不満を抱くもの。

とはいえ、後先を考えられるのがパパやママなので、規則性をもたらし、自由を履き違えてはいけません。

トイレに行かせることも、後々の大事件を招かないために、重要なことなのです。

3.負けたくない

これは男の子だけなのかなぁ。

無意味な負けず嫌い。我慢比べ。自分との戦い。

冷静に見ているとヤレヤレと思ってしまうのですが、当の本人としては懸命に自分と戦っているんですよ。

どこまでトイレを我慢して遊びに集中できるか。

しかも、我慢していれば、この感覚が収まるのではないか?という淡い期待。

学校の授業中にトイレに行きたくなった時、ありませんか?
あの時の心境と似ています。

子供を見ていると、プルプル震えてモジモジしながら遊んでいる時があり、事故ってしまうとイヤなので、催促してようやく終了。

なんでトイレに行かないの?と尋ねると、

「なんとかなるんじゃないか、と思った」

なんないから。危ないから。後始末するのは誰さ。

でも、自分の力を信じようという意思は素晴らしい。前向きにとらえます。自分の限界にチャレンジしたことを讃えます。

だから次は違うことにチャレンジしてみようね。

育児中の七不思議

不思議だなぁと思うことに出くわし、その都度気づいたことを書いています。

子供なりに理由があって、経験を積み、学ぶことで合理的な動きになっていくのでしょう。

でも、どの七不思議を見ても、根底には純粋な気持ちがあるのが、どうやら共通項なようです。

純粋に今を楽しみたい。面白いことをしたい。
だから、面倒なことは後回し…

純粋な気持ちは、大人も取り入れるべきだし、見習いたいです。

だからこそ、子育ては楽しい!
客観視できるようになるには時間がかかったけど、今は少しそう思えるようになってきました。

今日も子供とぶつかるゾ!

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