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自分で選んだものだから、自分で育んでいくしかない。何気ないけど、大きな気づき。

バイクに乗っている、と話をすると
「すごい!」「かっこいいですね!」と
言われることがあるけれど、

「バイク」というものの
イメージが先行しているだけで
すごくないし、誰でも乗れるものなのだと
実感をしています。


わたしは、
筋力や体力があるわけでもないし、
反射神経もこれからどんどん落ちていくし、
身体としてすごいところはなくて

どちらかというと
「向いてない、合わない」のかも
しれません。

いや、、、
かなり、向いていないのかも。


自分でさえ「マニュアル車」なんて、
運転できないと思っていたのだから

バイクに乗れるなんて
楽しめるなんて思っていなかったし、


でも、だから、ほとんどの人が
バイクに乗ってみたい気もちがあれば
バイクを楽しむことができるし、

バイクに限らないけれど
何かに興味を持った時、
敷居はずっと低いのだと思います。


今、わたしは、バイクを始めたばかりで、
上手くなりたい、上手くなるべき、
という毎日だけれど、

上手くなりたいものがある、
チャレンジしたいものがある、
詳しくなりたいものがある、
頑張りたいものがある、

ということがあること、

そして、
「ひとりでやること」なのが
とても貴重なことなのだと思います。

事故もあるし、
メンテナンスも必要だし、
ただただ「楽しい」だけでは済まないから

「楽しい」と思えるように
安心して、安全に乗れる自分になること、

自分で選んだ負担を負えることが
また、うれしいです。


「選ばされた」とか
「しぶしぶ、気がついたらやっていた」とか
そんなものとは、わけが違う。

ぜんぜん違う。

バイクに出会わせてもらえて
自分で乗ってみて、
楽しくて、

自分の中に
乗り続けたいと
いう気もちが生まれていて、

その気もちを
大切に育てていきたいし、

乗り続けるために必要なものがあって
それらにしっかり追いついていけるように

さらにやる気が出てくることも
とっても自然です。

お金で用意する
ヘルメットや服や色々なものと、

お金ではどうにもならない
自分が上手くなることや
詳しくなること。

こうして自分の好きなことや
自分の気もちに
経済力も自分のやることも
引き出されていく生き方があるのだと
新たに学びなおしている感じです。



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