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野菜だけでも満たされる献立

9月に引き続き、10月上旬の教室の食材は秋野菜というよりは、まだ夏のなごり野菜。農薬や肥料を使わない、露地栽培の関東の畑では、これが当たり前。そして、それをよりおいしくいただくための、たなかれいこ流の料理を毎月、提案をさせていただいています。

麻婆豆腐風では、玉ねぎと茄子を蒸し炒めで野菜の旨味を十分に引きだし、肉も使わず、出汁さえも使わず、新生姜とタカノツメが効いた辛くておいしい豆腐料理に。濃いめの溶き葛粉も決め手、お腹の中からあたたまります。野菜だけでおいしいの??と思われるかもしれませんが、これがパンチがあってご飯も進む進む。

冬瓜とじゃがいものスープは、塩をきかせて。うすーい塩味ではありません。ちゃんと塩味。おいしい塩味にするには、ちょっとコツがあります。ただしょっぱいだけではなく、あ~おいしいとしみじみする味。そして、こちらは薄めの溶き葛粉で仕上げました。溶き葛粉の割合が分からない…と悩まれる方が多いようですが、お料理によって、薄くから濃くまでテキトーに。

ゴーヤも終わりかけでしたが、まだいけます。先月もゴーヤを使ったので、ご受講いただいたみなさまには、見た目の変化など感じていただけたことと思います。茹で上げたゴーヤはサラダに。さっぱり食べられるけれども、夏のサラダではなく、調味料の使い方で秋のサラダに。

コンニャクと小豆の和え物は、その組み合わせだけでも、どんな料理??ですが、さらにディルオイルも加わり、味の想像がつかない…と仰る方ばかりでした。でも、いざ作り始めたらいい匂い!!!と感嘆の声。味ももちろん。

野菜だけのお料理だと味気ない、家族が喜んでくれない、メインがない、などが一般的なイメージのようですが、そんな方にこそ、たなかれいこ料理を味わっていただけたらと思います。そして、それをご自分でも料理ができれば、ご自身のみならず、ご家族も少しずつ変わっていくかと。実際に教室に通われるみなさま、「野菜だけでも家族がおいしいおいしいと喜んで食べてくれるようになりました」「子供がとにかく、れいこさんの料理だと野菜も食べてくれる」など、うれしい変化があるようです。


** 10月の たなかれいこ の たべもの教室 献立 **

  ●麻婆豆腐風

  ●冬瓜とじゃがいものスープ葛引き

  ●玉ねぎとゴーヤのサラダ

  ●小豆とコンニャクの和え物

  ●もち米入り5分搗きご飯

<今月の使用食材>
玉ねぎ、茄子、新生姜、冬瓜、じゃがいも、つるむらさき、ゴーヤ、タカノツメ、豆腐、煮小豆、コンニャク、醤油、玄米みそ、海塩、なたね油、オリーブオイル、ディルオイル、煮干し、かつぶしパウダー、アップルビネガー、葛粉、もち米、5分搗き米
*野菜・米は、無農薬・無肥料栽培を中心に、ほぼ在来種のものを使用。
*茄子は、緑茄子と白茄子を使用。
*じゃがいもは、紫色のシャドークイーン。
*コンニャクは有機栽培のもの。
*煮小豆は、無農薬無肥料の小豆を、あらかじめ圧力鍋とカムカム鍋で炊いておきました。
*ディルオイル「腸からあたたまる たなかれいこ的料理のきほん/朝日新聞出版」P108をご参照ください。
*ご飯は土鍋炊きごはんです。


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折々に畑から届くおいしい旬の食材を使うため
教室では月々の献立をあらかじめ公表していません。
ひと月わりましたら、献立を公開しています。
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ゴーヤと玉ねぎのサラダ、調味料はオイルと塩とビネガーだけですが、どのタイミングで、どういう理由で加えるのか、たなかれいこがひとつひとつ解説していきます。というと、難しそうですが、聞き流していただいて大丈夫です。月に一度通われるうちに、だんだんポイントが分かるようになっていきます。

●教室の様子をまとめたアルバムはこちらをclick!
https://note.com/tanakareiko/n/nabfafba7f6c2


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たなかれいこの たべもの教室は、随時ご入会を承っております。お料理初心者の方でも、もちろん大丈夫です!男性も大歓迎!特に夜クラスは、人数が少なく穴場です。

毎月通うのはちょっとハードルが高い…、料理にはぜんぜん自信がない…という方は、まずは「1dayクラス」へどうぞ!デモンストレーション式で、気軽にご参加いただけるクラスです。


教室で使っている「塩の花」など、Webストアでお求めいただけます。


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