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MaaSとは?

 外周りの時、私はふと景色を見て見ると新たな気づきがあった。私の勤務地近くは自動車販売店が多いことに気が付いた。

 バリバリの住宅地と全く違う!!!

と言う衝撃を私は感情を持った。
 一方で、こんな疑問も1つ出てきた。これからの時代IOT,AI化により自動車はシェアリングの時代じゃね??ビジネスモデルの転換が自動車業界に不回避な状況になっていくのではと考えた。

 ということで今回は、自動車業界の就活や営業を行っていれば必ず聞いたことがいるであろうMaaS(マース)をとりあげてみる!
 私自身も理解不足であるのでテーマとした。

MaaS(マース)とは???

 このMaaSとは何ぞや、ということでフルで見てみる。「mobility as a service」の略称である。
 どんなサービスであるのか。電車やバス等、複数の交通手段を活用して移動する際、企業がバラバラであるので支払い予約とも別々で行う必要がある。
 この仕組みをスマートフォンによって一括で行い、かつAIやITの活用で効率的で最適化された手段で移動できるので環境問題や少子高齢化の解決に一役買うことできるのである。
 つまり、スマートフォンを鍵にして移動手段のハブとなってくれるのである。
 より端的に述べると、マイカー以外の移動手段の最適化をIOT(スマートフォン)によってなされるのである。

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 具体的にどのようなものを言うのであろうか。
例えば、あなたが幕張メッセまで行きたいとする。
 MaaSのアプリを使用すれば自宅~幕張メッセまでの最適ルートと交通手段、所要時間や料金が一括で知ることができる。更に、それだけでない。
 交通の予約、支払いもサイトや電子マネーと提携していれば一括で済ますことができる。
 行くたびにGoogleマップだの、Booking.comだの複数を使って、ATMで現金を確保するという面倒なことも無くなるのである。

(※イメージです笑笑)

 では、先程述べた効率化の話は分かったとして少子高齢化が何故、役立つのかって?
 タクシーやバスにMaaSを組み込みこんだことを想像してほしい。
 例えば、アプリを活用して自宅で経路を結び、指定した時間に玄関を出るとタクシーや乗り合いバスが迎えに来ている。乗ったまま次に鉄道や空港に行くことができる。
 ドア・トゥ・ドアが可能となってくるのである。

 移動手段の低額化と利便性向上によって都会から田舎への週末移住、もしくは田舎から都会への週末上京のようなことができ、人の流れやリアルのコミュニケーションの活性化につながるのである。

 コロナの影響、デジタルの発達もあり、より人と人の対面でのコミュニケーションやリアルタイムのコミュニティ、絆、ストーリーの共有がカギとなるとも言われている。MaaSは上手く活用すれば時代に対応できるライフスタイルの手段となるであろう。

日本ではどうなるの?

 最後に日本有数の自動車メーカートヨタ自動車のMaaSの方針について記載してみる。
 2016年にモビリティーサービスプラットフォームの構築を発表しており、移動をサービスとして捉えるビジネスモデル構築させ始めたのである。
 2018年にソフトバンク株式会社と提携ししたことはビジネスパーソン達を驚かせた。他にも西日本鉄道と共同で実証実験を行っている。

 異業種の大手企業やこちらに記載していないベンチャー企業とタッグを何故組んでいるのであろうか。
 2018年にアメリカで開催された世界最大の国際見本市で開催されたサービス専用機EV車「e-Palette Comsept」の詳細にあった。

1.車両デザイン(低床・箱型デザインによる広大な車内空間)
2.情報公開および外部連携設定
3.車両運行サポート(ビジネスを支えるモビリティーサービスプラットフォーム)

 今までのトヨタ自動車は自動車を生産し、販売やディーラーによって利潤を生みだしていた。これからはサービスで生みだしていくのである。

 この方針にシフトしていくと表している言葉を豊田章男社長は述べているのである。

 私は、トヨタを「自動車をつくる会社」から、「モビリティー・カンパニー」にモデルチェンジすることにしました。「モビリティー・カンパニー」とは、世界中の人々の「移動」に関するあらゆるサービスを提供することです。

 更に、新時代に向けて、本業にしていく可能性を述べた言葉がある。
 ちなみに、CMで香川照之氏がキーワード述べているので注目して頂くと分かりやすいかと思う。

 100年に一度の大変革の時代を「100年に一度の大チャンス」と捉えこれまでにないスピードとこれまでにない発想で、自分たちの新しい未来を創造するためのチャレンジをしてまいります。

 と述べているのである。
日本のトップ企業として確固足る姿勢をしてしているのである。

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 私達は何気ない日常をおくり、ステイホームしながら室内で快適に過ごしている。
 その中でも確実に時代は進んでいるのである。

 今回はこれぐらいにしておく!

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