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月見フォカッチャ今此処に

寒すぎる。毎年思うことだが、毎年こんな寒さを乗り越えてたのか。しかもこれで序ノ口なのだから大したもんだ。負けたよ。私の敗北でいいから9月の気温にしてくれ。
私はジムに通っている。こう言うと「えらい景気がよろしおすなあ。しゃあからそない大きなられたんやろか」と言ってくる人がいるかもしれないが、こちとらもう後がないから清水の舞台から飛び降りる覚悟で会費を払っているのだ。いわば背水の陣なのだ。
しかし寒い季節になると、この後ろの池が凍って足場ができ、また逃げる余地ができるのだ。平たく言うと、寒くてジムに行きたくないのだ。
この1週間寒くてジムに行っていないのだ!
月謝が1万円、月に8回くらい行けるとして1回に1250円払っているようなものだ。1週間サボったので2500円無駄に払っている。
2500円無駄に払っている!
そんなものは自制心で以って寒いという本能を抑え込めばよいと言う人もいようが、そんな強い理性を持っている人間はジムに通う必要があるほど大きくならない。
本当にこの寒さをどうにかしてほしい。お賽銭で2500円奉納したら気温が1度上がらないかな。

モスバーガーの月見フォカッチャ

好評により売り切れていた月見フォカッチャが10/8から数量限定で販売再開した。1週間待ったがようやくありつけた。
卵が柔らかい!温泉卵状態!ソーセージが美味しい!噛むと肉汁が弾ける!パンが柔らかい!フワッと柔らかく具を包み込む!
以上が感想だが、マックの月見より好きだ。
秋得セットはポテトではなく枝豆フライがついていたが、それの食感も良かった。さすがモスバーガーだ。ついでにナゲットも頼んだが、のっぺりとした歯応えで面白かった。
これが最後の月見バーガーだろうが、良い締めくくりになった。

今朝、日課のスプラトゥーンを終え、モスバーガーを食べに外に出たら香ばしい匂いがした。通りを見ると子供たちが一杯いる。何事かと目をやると、家から20メートルくらいのところでお祭りが開かれていた。我が家は通りに面しており、その斜向かいに神社があるのだ。
いつもは殺風景な神社にドギツイ色の屋台が居を構え、普段は鳥居もくぐらない町民がこの日ばかりは所狭しと境内を埋め尽くしている。
祭りのしょぼい焼きそばを食べたい気持ちが首をもたげたが、お楽しみの子供たちの中に割って入っては水を差すどころか怯えさせてしまうだろう。ぐっと堪えて自転車を漕ぎ出した。
地元や大学にいた頃は当たり前に足を運んでいたが、働き出してからはろくに祭りに参加していない。何故だろうと考えたが、地域の一員になっていないのがその大きな理由なのだろうと思った。つまり近所のコミュニティに参加していない、引きこもりのぼっちであることが原因なのだ。
いつかまたお祭りに参加する日が来るのだろうか、とモスバーガーの席で考えている。こんな奴ができるわけないだろ。店内が混んできたので今日はここまで。以下にジビエ・昆虫食を出すお店に行った時の備忘録を残す。

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忘れないうちに書き留めておきたく筆を取った。
約束の3時間前に渋谷に着いた私は、以前Nintendo Tokyo オフィシャルストアに行きそびれたことを思い出したので渋谷パルコを再訪した。6階にある店の前に来たがこのまま入るわけにはいかない。整理券を受け取らなければならないのだ。15時半に訪れたが【16時40分〜17時10分】の整理券を渡された。
さあどうやって時間を潰すかと辺りを見渡しフロアマップを見つけた。カフェを探して地下1階部分を見ると、『米とサーカス』という名前を見つけた。ジビエ、昆虫食を提供する店らしい。君に決めた。
電脳チャイナパトロールみたいな雰囲気の店内で、カウンターはまるで理科準備室のようだ。液体に浸けられた生物だったもののパーツがずらりと並んでいる。
私は焼酎の糞茶割、スズメバチの子甘露煮、鰐スモークタンを注文した。
お通しは雀の丸焼きであった。頭の噛みごたえは小魚に似ているが、肉がついている分旨味がある。頭を胴体から切り離す為に齧り切る時は少し悪いことをしているような気持ちになった。エビではよくやっているのに。胴の部分は、丸焼きだけあって齧ると凄まじい歯応えだ。齧ったスズメを見るとその肉から背骨がヒョロンと出ていた。足は骨だった、それはそうだ。
焼酎の糞茶割は、焼酎のお茶割に茶葉をそのまま乗せたような見た目をしていて、味も普通のお茶割だった。糞茶が何かは最後まで分からないままだった。
スズメの子甘露煮は小さい粒々したハチノコを甘く煮締めたものだった。粒が小さいのでお箸の練習のようにひょいぱくひょいぱくと箸が進んだ。味を何かに喩えたいが私の語彙では良い言葉が出てこない。君の舌で確かめてくれ。
鰐スモークタンは噛むとウィンナーで感じたことある脂が感じられ、焼き魚のように身がほぐれる。割と真っ当な美味しさであった。ただこの後かなりもたれた。野生に敗北を喫した瞬間だった。
普段食べないものを食べるのは楽しいし疑問が生じる。
エビやシシャモは頭から食べるのに、スズメの丸焼きは抵抗があるのは何故か?
普段食べないものを食べる時に生まれる躊躇いは、不明なものを警戒する本能由来のものなのか?
謎は尽きない。
冬は鍋もやるらしい。昆虫食べ比べもしたいし、友達と連れ立ってまた来たい。
ここから下は上記の料理の写真を載せるが、見たくない人はここでタブを閉じられた方が良い。

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おち👺ぽビンビン!キンタ祭り
カウンターに並んでいた何か。
脳から手が生えてるデザインで、
人に取り憑くタイプの敵キャラ
焼酎の糞茶割。普通に飲める
スズメバチの子甘露煮。
こういう机の傷が、当てられた光を中心に
円状に光るのいいよね
スズメの丸焼き。写真の順序バラバラだ
鰐スモークタン


グロを乗り越えてここまで見たあなたは偉い!

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