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子育てで大事にしたい「自由」と「自己決定」

土曜にこちらのイベントに参加しました。

ゲストとしてお話ししていたのは宮本恵理子ちゃん。前職時代の同期(入社試験の面接も前後で受けましたw なつかしい…)なんです。宮本恵理子ちゃんは今や売れっ子ライターさん。さまざまな著名メディアでの執筆だけでなく、子育てや教育に関する書籍も多数手がけています。

そして、noteではお子さんの休校中に発明した「かじとりゲーム」の記事が大人気!

この日のイベントでも「かじとりゲーム」をベースに子育ての話が展開されていて1児のママでもある私にとって、とても勉強になりました。(イベントを主催された方は小学校の先生で、参加者もママパパや教育関係の方が多いようでした)

私が心に響いたのは「与えるのではなく、巻き込む」「一緒に考える」というフレーズでした。「かじとりゲーム」もそもそも「どんな家事があるか?」、お子さんと一緒に考えて書き出すところからやるのがポイント…とのこと。「マストワーク(やらなければいけないこと)に対するアプローチとしておもしろい」とおっしゃっていた主催の方の言葉も印象的でした。「やらなければならないこと」(例えば家事とか)って人生においてありますよね。そういったことに対してどれだけ主体性・自主性を持ってのぞめるか?それって「人生を楽しむ力」になっていくように感じます。

もうひとつ響いた言葉が「あきたらやめてもいい」ということ。実際、宮本ちゃんは「かじとりゲーム」をする際、お子さんに「やる?」と投げかけて、お子さんが「やりたい」と言わなければ無理強いしないそうです。その場で聞いていた教員の方も「その姿勢はとても大事」とおっしゃっていて、印象的でした。

日本的な根性論でいうと、ともすると「最後まであきらめるな」「一度やり始めたことは最後までやり抜け」という話になりそうじゃないですか?でも本当の意味で子どもの自主性にまかせるって「やるか?やらないか?」もふくめてその子どもにゆだねるっていうことなんだな、と。腹落ちしました。

私は「キャリア」の話をさせていただく機会が仕事で多いのですが、最近、必ずと言っていいほどお話ししているのが「自律的なキャリア(キャリア自律)」が今後ますます求められるということ。キャリア自律とは、「めまぐるしく変化する環境のなかで個人が自らのキャリア構築と継続的学習に自律的に取り組むこと」を指します。不透明性・不確実性が増すWithコロナの時代、ますます重要性が増す考え方だと感じています。そういう意味でも子どもと時間を過ごすうえで、子どもの自主性・主体性を大切に、いかに自律性をはぐくめるか?意識していきたいなあと強く感じた機会でした。

#Withコロナ #日記 #子育て #かじとりゲーム #キャリア

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