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子どもたちの元気を引き出す5

 トランプ、やってますか?
 ダイソーで2組入って100円で買えます。
 8組400円で買って、1組ずつファスナー付きの袋(ジップロックでも可)に分けておきます。

 「どんなトランプ遊び知ってる?」
 板書していくと結構出ます。1年生でもこのくらい。
 でも、トランプ遊びの種類によって、やったことないって子が結構います。1年生だと、大富豪は1割くらいでした。
 学童や放課後デイサービスに行っている子は、そこで覚えているみたい。

★「授業でトランプ遊び」
 
 「知らないなら、知っている子に教えてもらおう!」
と、授業の中でやってみましょう。
 「やり方がわからないから見学して覚える」も推奨します。
 
体験において「見学」は大事。
参加する・しないの自己選択・自己決定を保証するのを「チャレンジバイチョイス」(challenge by choice)と呼んでいます。プロジェクトアドベンチャー(PA)が大切にしている哲学です。

 トランプ遊びの時間を15分くらい設定します。
①どのトランプ遊びをするか選ぶ
②同じ選択をした子で集まって始める
③終わったら、やっている最中に「どんなことを感じていたか」「考えていたか」について、仲間とおしゃべりしながら振り返る
④「一緒に遊んでくれてありがと!」と握手して解散

自己選択・自己決定した「遊び」には、「当事者意識」があります。
「またやりたい!」「もっとうまくなりたい!」という意欲が芽吹きます。

「選択」→「活動」→「振り返り」のサイクルは、回す頻度が大事です。
回す中で「気づき」を得て、子どもたちは変わっていきます。
簡単にでき、参加のハードルの低いトランプ遊び、ぜひ教室に取り入れてみてください。そして連日繰り返してみてください。きっと子どもたちの元気が引き出されるのを感じられるはずです。
 

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