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台湾ひとり研究室:翻訳編「#23年始のご挨拶と現在地のご報告。」

台湾書籍《大港的女兒》 の翻訳者が、日本版の刊行前後の進捗をリポートしていく有料マガジンです。公開から1週間は無料でお読みいただけます。第23回は、新年の1本目。ご挨拶と作業の今後を整理してご報告したいと思います。

2024年は地震に火災にと、全く予想だにしない始まり方をしましたが、ご覧の方の中にあるいは被害に遭った方、ご家族お知り合いで関係のある方など、心からお見舞い申し上げます。一方で、本格的な通常モードに突入している方も多いだろうと思いながら、この原稿を書いています。

翻訳作業の現在地。

新しい1年という大きな節目でもあるので、改めて翻訳作業の現在地をご報告しておこうと思います。

《大港的女兒》の粗訳が終了しました。まずは第一稿といったところです。

当初は時間の見積りが甘く、見切り発車でしたが、抱えているタスクを整理してエンジンをかけ直したものの、途中でインフルになるわ、ギックリ腰になるわで思わぬ足止めをくらいましたが、皆さまのご支援とご声援をいただき、ここまで辿り着きました。本当にありがとうございます。

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勝手口から見た台湾の姿を、さまざまにお届けすべく活動しています。2023〜24年にかけては日本で刊行予定の翻訳作業が中心ですが、24年には同書の関連イベントを開催したいと考えています。応援団、サポーターとしてご協力いただけたらうれしいです。2023.8.15