見出し画像

セラピストへの道のり⑦

a story of my life 
regained and 
moving forward

Final story 

(前回からのつづき)

ハルさんのもとで、数秘術やセラピーを学んだ私は次のステップへと進んでいくことになります。

以前からロンドン在住の心理セラピスト、溝口あゆかさんのファンであった私は、インテグレイテッド心理学に出会います。

インテグレイテッドは融合、または統合という意味です。
インテグレイテッド心理学は、「心の仕組みと」と「非二元(悟り)の教え」を統合させた、溝口あゆかさんが提唱している心理学です。

非二元とは、元をたどればインドのウパニシャッドにさかのぼる「真実の教え」と言われています。

しかし教えといっても誰かの考えや理論ではなく、自然科学に基づき、ものの在り方や人の心の機能やしくみをありのままに観察することを指し、あゆかさんは「解剖心理学」ともおっしゃっています。

何だかよく分からないけど、妙に魅かれるこのインテグレイテッド心理学をいつか学びたいと思っていたのですが、案外その日は早くやってくることになります。

(結局、あゆかさんや他の講師の方からも受講し、計4回受けました。それでようやく理解できた感じです)

そのうちのお一人である下田屋寛子さんは、15年に渡りパニック障害と向き合い、自らの力で寛解した強者セラピストです。

寛子さんとはもともとお知り合いではなかったのですが、偶然にも共通の知人(高校時代の友人)がいて、当時ロンドンにお住まいだった寛子さんに無謀にも突然メッセージを送りました。

そして、図々しくも帰国されるタイミングで彼女のパニック講座を自宅開催してもらえるようお願いしました。

当時、私の症状はかなり良くなっていたのですが、まだ完璧に治ったとは言えず、また友人がパニックで困っている方が数人いたのです。

寛子さんは突然のこんな無理なお願いを快諾してくださり、講座開催の運びとなりました。

このご縁で、寛子さんのセッションを受けることになります。

https://hiroko-shimotaya.com/

寛子さんも参加された、あゆかさん主催のセラピスト養成講座は毎年ロンドンで行われていました。

ロンドンに行くには費用がかかる。
お金を貯めて、子供の手が離れたら、
いつか参加できたらいいなと考えていました。

すると、ある時寛子さんから、あゆかさん来年は日本でやるらしいよ!と聞いたのです。

胸が躍りました✨
絶対に参加したい❗️

そしてその願いは叶うのです。

今まで目の前でびくともせずに閉じていた重いドアが開いた🚪

ドアの向こうは、限りなく広く、自由で、好きなように進んでよい、そんな感覚がありました。

そして2017にOAD(Open Awareness Dialogue)セラピスト養成講座に参加します。

https://ayukablog.wordpress.com/oad 

あゆかさんを始め、素晴らしい講師のセラピストの方々や仲間に出会い、

セラピーや癒しについて学び、自らの癒しも進んでいき、

一年のコースがあっという間に終わりました。

私はまだセラピストとして仕事をするつもりはありませんでした。自信がなかったのです。

月日が流れ、

ある日、散歩しているとふと「神の道具になりなさい」という声がふんわりと入ってきました。

神の道具になる、とはキリスト教では良く聞かれる言葉ですが、人の役に立ちなさいという意味です。

このメッセージを受けて、これこそが今世の私のミッションなのだと気付きました。

いつか自分のタイミングが来たそのときに自分の役目を果たそうと決めたのです。

そして、時は来たれり。

ここ数年の世界の激動を目の当たりにして、わたしはセラピストとして仕事していくことを決意しました。

今までの辛く苦しかった経験は、小さな私が恐れや不安から見ていたストーリー(幻想)。

それが本当の意味で分かった今、その全てが私の力になる。

この先、つまずくことがあるかもしれない。

でも、大丈夫。

私はわたしを助けられるし、もしそれが難しかったら助けてといえる。

私ができることは、他のだれにでもできる。

これからは、その事を自分なりにお伝えしていきたいと思います。

最後に、今まで私に関わって下さった全ての方々に御礼申し上げます。

ありがとうございました✨

おわり

⭐️長い話しをお読みくださり、本当にありがとうございました🙏

いいね❤️やコメントはとても励みになりました。

このとりとめのない、わたしのストーリーが誰かのお役に立てば幸いです。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?