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無駄づかいを全くしなくなる方法「アンカリング・フレーミング」について解説!

こんにちは!
どーもゆ〜せ〜です!

今回は、無駄づかいを全くしなくなる方法「アンカリング・フレーミング」について解説したいと思います。

このアンカリング・フレーミングは心理学に大きく関係しているのですが、誰かの心を動かす心理学を学ぶこともビジネスマンには必須スキル・知識だと思いますので、今回は心理学の話をしたいと思います。

「アンカリング・フレーミング」って何?


まず、アンカリングとは、人が状況を認識するための情報を得たり、与えたりすることです。
アンカーに「ing」をつけたものでアンカーとは船のいかりのことを言います。

一方、フレーミングとは、特定の方向にものの見方や捉え方を誘導されることです。
フレームに「ing」をつけたものと言うと、わかりやすいかもしれません。

軽く説明しただけですので、もう少し詳しく見ていきましょう。

アンカリングのアンカー、これは僕らが状況を認識する経験や意識のことです。

たとえば、大学に入学して、知らない人だらけのところで、初めて話した人が自分と同じ都道府県出身だったらどうでしょうか?

ちょっと親しみを感じてしまうと思います。

他にも、スーパーでアイスを買う時、100円から150円まで様々なアイスがありますが、3つで298円だったらどうでしょうか?

おそらく安いし3つ買おうかなと思ってしまいます。

まだまだ種類があります。

もし、初めてあった人がすごく優しい人だったらどうでしょうか?

また会いたいなとなりますよね?
ただ表面的な部分しか見ていないとしても。

これらがアンカリングのアンカーになります。
他にもたくさんありますよ。

アンカリングの具体例を見て、より理解を深めましょう。

フリマの心理学


一般的な商品、たとえば水だとしたら市場の値段はだいたい1本500mlくらいで100円前後と決まっています。

しかしフリマの場合、値段は個人が決めて販売されています。

アンカリングはこんなときによく使われているのです。

たとえば、あなたが定価60000円のブランドの服を売ろうとしていて、20000円で買ってほしいと思っているとします。

そして、このブランドの服を20000円で売り出しましたが、購入してくれる人は誰一人いません。

15000円くらいにしてくれないか?と値切ってくる人はいますが、20000円で買ってほしいので値段交渉に応じるわけにはいきません。

ではどうすればいいのでしょうか?

そうです。ブランドの服を40000円で販売するのです。

これであなたはノーリスクで購入金額を大幅に増やすことができる可能性が出てきました。

ここで心理学である希少性や確証バイアスなどの話も重要になってきますが、今回は分かりやすく説明するために割愛させていただきます。

ブランドの服を40000円で販売しているあなたは半額の20000円までは許容範囲になります。

そこで、お客さんが30000円、つまり、25%OFFにしてほしいと値段交渉をしてきました。

あなたのほしい金額は20000円でしたので、二つ返事で30000円で販売することにしました。

これで予定より10000円も高く売ることができました!!

この話から、何が言いたいかと言うと、最初の金額を高くすることで、最終的な金額が予定より上回るということです。
これは実験でも立証されています。

次はフレーミングの具体例を見ていきましょう。

コップのジュースは多いのか?少ないのか?


ここまではアンカリングの話をしていたので、フレーミングについて軽く復習しておきますね。

フレーミングとは、特定の方向にものの見方や捉え方を誘導されることでした。

その例としてコップのジュースについて話をします。

あなたは4人の子どもたちにジュースをあげようとしています。

2人であれば、コップ満杯にジュースをあげることができますが、2人にはジュースをあげることができません。
ですので、あなたは4人全員にコップ半分のジュースをあげることにしました。

そして、あなたはコップを5つ用意します。
1つには空っぽの状態で、残りの4つにはコップ半分のジュースを入れます。

その後、子どもたちを呼んであなたはこう言います。
あなた「私のコップを見て。空っぽでしょ?
私はジュースが飲めないけど、みんなは仲良く飲んでね。」
子どもたち「えー!ありがとう!!」

子どもたちはあなたのコップにはジュースが入っていないので、自分たちのコップにはジュースが半分も入っているんだと思いました。

この例は、あなたの空のコップを見てから、自分(子どもたち)のコップを見せることで、コップに半分も入っている、つまり、半分は多いと感じさせることができたというお話です。

空のコップがアンカーとなり、ジュースが半分も入っているという考えが誘導されたのです。

逆にあなたのコップに満杯のジュースが入っていると、子どもたちは自分たちは半分しか入っていないと怒ることとなるでしょう。

「アンカリング・フレーミング」で気をつけたいこと


アンカリング・フレーミングについて話しましたが、このアンカリング・フレーミングは人それぞれ違った意見や考え方を持っていることがほとんどです。

自分の考えているアンカリング・フレーミングがみんな思っていることと同じだと思い込まないように気をつけましょう。

しかもだいたい想定外なことが多いので、このことは知っておいて下さい。

そして、フレーミングは時間や状況によってコロコロ変わります。

先ほどの例で見れば、子どもたちが運動したあとで喉がカラカラだとすれば、おそらくコップ半分のジュースでは少ない!!と言い張るでしょう。

今回は、無駄づかいを全くしなくなる方法「アンカリング・フレーミング」について解説してきました。

代表的な認知バイアスのひとつであるアンカリング・フレーミングを知ることで、買いたくないものをついつい買ってしまうということはかなり無くなると思います。

知識はあなたを確実に守ります。

もしも株式に詳しい人が絶対年利15%で株式投資儲かりますよ!と言われたら詐欺じゃんと感じるのと同じですね。

自分の身は自分で守りましょう。

あと、このアンカリング・フレーミングを利用して、人の心を動かせるようになってください!

これからもサクッと学べて、今すぐ使えるビジネススキル、情報、ノウハウを発信しますので、フォローやスキよろしくお願いします。

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