自分の強みを活かせる場所がわかる「セグメンテーション」「ターゲティング」について解説!
こんにちは!
どーも!ゆ〜せ〜です!
今回は、自分の強みを活かせる場所がわかる「セグメンテーション」「ターゲティング」について解説していきたいと思います。
もしかしたら、皆さんはこのセグメーションとターゲティングという単語自体は聞いたことはないかもしれませんが、セグメントとターゲットという言葉は聞いたことがあるのではないしょうか?
セグメンテーションはセグメントに「tion」をつけて名詞化しています。
ターゲティングも同様に「ing」をつけて動名詞化しています。
なんとなく単語について理解していただいたところで、まずは、これらを使う意味と使えるようになったらどのようになるのかということを解説してきたいと思います。
セグメンテーションとターゲティングで何ができるか?
現代はインターネットの誕生により、情報が高速で流れていて、多くの人が、これもあれもしたい!それも安くで!と考えています。
そのニーズの部分は日々多様化・細分化していっています。
そんな環境の中で、特定の人だけをターゲットにモノを売ったり、サービスを提供していると自社の強みをいかせなくなってしまうという問題に直結してしまいます。
そこで、セグメンテーションとターゲティングを考えることで、自社の強みを活かせる市場を見極めて、費用対効果の高い市場を選択することができます。
セグメンテーションって何?
では、セグメンテーションから順に詳しくみていきましょう。
セグメンテーションのセグメントというのは、辞書によると、セグメントとは、ある一定の区分で区切ったまとまりのこととあります。
ここではセグメンテーションとして典型的な4つの変数を紹介してきます。
①デモグラフィック変数
②サイコグラフィック変数
③地理的変数
④行動変数
名前はややこしいと思いますので、覚える必要はありません。
まずは、①デモグラフィック変数です。
これは、人の年齢や性別など人口動態の部分で見ていきます。
例えば、ファッションブランドの立ち上げの際に、男性向けに進めていくか、女性向けに進めていくか、若年層か大人向けかなどですね。
次の②サイコグラフィック変数は、心理的なもので、人の個性とも捉えることができますね。
例えば、環境のために電気自動車を買うなどの人の思考や価値観が影響を与えます。
次の③地理的変数は、その名の通り、地理の部分ですね。
例えば、気候が熱帯雨林なところでは、冷たく感じる服は売れる可能性が高いかもしれませんが、北海道でこれを売ると上手くいく可能性は低いように思えます。
最後の④行動変数は、使用量や回数、その頻度などです。
例えば、新たなシャンプーを販売するとき、既存のお客さんには1ヶ月分の量のシャンプーを売ればいいですが、新規のお客さんに販売するときは、1ヵ月分を販売するのではなく、お試しで1週間分を販売するか、1回使える量を無料で提供する方法をとった方が良さそうですね。
これらの変数を利用して、自社の商品特性に合わせて適切なセグメーションをしましょう!
ちなみにこれらの変数は個人向けに販売するもので、法人向けに販売するときは別のセグメーションを考えた方がいいので、これは押さえておいて下さい。
次は、ターゲティングについてお話しします。
ターゲティングって何?
ターゲティングはセグメンテーションをした後に行います。
ターゲティングを行う中で重要になってくるのは、以下の6つの基準からです。
①市場規模
②成長性
③競合他社
④優先順位
⑤到達可能性
⑥反応の測定可能性
これら全て英語にすると、Rから始まることからターゲティングの評価基準の6Rとも言います。
この中で、①〜③は超重要なので、解説していきますね。
まずは、①市場規模です。
これは、販売しようとしている市場の大きさのことで、基本的に大きければ大きいほど利益を出しやすいので、ここの大きさが重要になってきます。
次は、②成長性です。
これは、その業界が今後成長していく傾向にあるかどうかということです。
つまり、成長傾向にない業界は基本的に収益を上げるのが難しくなってきます。
例えば、出版業界やネットに弱い飲食関係、機械が得意とする単純作業ですね。
これらはいずれ間違いなくテクノロジーによって代替可能となり、今その仕事をしている人は職を失うこととなるでしょう。
最後の③競合他社とは、ライバル社のことで、相手が強ければ強いほど、商品の開発や、それを認知してもらうためのマーケティング費用がかなりかかってきます。
④〜⑥も重要な評価基準ではありますが、全てを考慮して判断していくのは急にはできないので、超重要な始めの3つだけ覚えておきましょう。
これらのターゲティングの評価基準で評価することで、市場を判断することができます。
セグメンテーションとターゲティングで気をつけたいこと
まずは、変数の紹介でサイコグラフィック変数という心理的側面の持つ変数では、1人の中でも複数の個性、パーソナリティがあるということを知っておきましょう。
例えば、仕事では、よく怒っているが、プライベートでは家族思いとかですかね。
僕は、全て本音で生きるのはモットーみたいなところがありますが、実際本音だけで話している人は少ないように思えますので、この事実は知っておきましょう。
次は、魅力的な市場ほど競合も多く、強くなるということです。
バブル時は不動産を持つことでお金持ちなれる時代でした。
そのときは間違いなく不動産に需要はありましたし、競争も激しかったように思えます。
他にも無料でできるという意味では、youtubeやInstagramの運用も敵が多くて分野内で1位の支持を受けるのはかなり難しいです。
最後はターゲット層は少なくていいということです。
大きなセグメントで商品を販売することは、市場の大きさにも関係してきますが、ターゲットを絞ることでニッチなところで勝利する方法もあります。
例えば、youtubeで言えば、プログラミング系のチャンネルですかね。
プログラミングをやっている人はかなり少数派ですので、チャンネル登録者は多くないが、プログラミングを学んでいる人からは多くの支持を集めていて、その人の商品をチャンネル登録者の多くが購入しているとなると、ニッチな分野でも稼ぐことができます。
セグメンテーションとターゲティングを個人レベルで使ってみる
基本的にこのセグメンテーションとターゲティングは企業(法人)レベルで使う概念ですが、自己分析という意味で個人レベルで利用することも可能です。
例えば、あなたの強みがプログラミングのスキルだとしましょう。
そこで、プログラミング講師を行うことを決めました。
その場合のセグメンテーションをサイコグラフィック変数で見れば、プログラミングに難しいというイメージを持っていて、ネット関係にあまり詳しくなくて怖いと感じている人とセグメントを決定できます。
次にターゲティングで市場規模と成長性はこれから伸びていくと考えることもできますね。
競合他社では、プログラミングスクールはいくつもあるが、個人でマンツーマンで教えているような人はいないとしてみましょう。
この場合、あなたはネット関係に弱い人にプログラミングで稼げるスキルをマンツーマンでレッスンしていくことで、自分の強みを活かして、費用対効果の高い市場を選択することができました。
ここでプログラミングスクールの講師になるの場合だと、多くの講師がいるため、あなただけの強みとは少し言い難いですね。
これであなたはただのエンジニアだけでなく、プログラミング講師として活躍することもできるようになりました。
このようにして、自分の肩書きを増やすにはどうしたらいいかということを考えていくことが自分自身の市場価値を上げていく中で重要になってきます。
皆さんも自分の強みを活かしつつ、自分の肩書きを増やしていきましょう!
今回は、自分の強みを活かせる場所がわかる「セグメンテーション」「ターゲティング」について解説してきました。
セグメンテーションとターゲティングを自社にとってどれが適切なのかということを考えながらこの概念を活用していきましょう!
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