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賢くバランスよく自己投資ができる方法「PPM分析」について解説!

こんにちは!
どーも!ゆ〜せ〜です!

今回は、賢くバランスよく自己投資ができる方法「PPM分析」について解説していきたいと思います。

皆さん自己投資はしていますか?

自己投資は重要なのは皆さんご存知の通りですが、これを賢くバランスよくやっていくのは難しいですよね。

今回はそのヒントを見つけていただければなと思います。

ちなみにPPM分析はマーケティングスキルの1つなのですが、個人レベルでも使えるので最後までご覧くださいねー!

PPM分析って何?


PPM分析のPPMとは、Product Portfolio Managementの略語です。

PPM分析とは、展開している事業の特徴や特性を把握するためのフレームワークのことです。

グラフを見てからの方がわかりやすいので、まずはこちらの画像をご覧ください。



画像のようにまずは十字の矢印を作成して、左上から順に、Star、Problem Child、Cach Cow、Dogと記載します。

そして、縦軸は市場の成長率を表していて、上にいくほど市場の成長率が高いということになります。

一方、横軸は市場の占有率、すなわち、シェア率を表していて、左に行くほどシェア率が高いということがわかります。

マトリクス内の単語をふつう以下のように訳します。
Star・・・花形事業
Problem Child・・・問題児
Cash Cow・・・金のなる木
Dog・・・負け犬

このグラフを利用することで、事業バランスを見て、投資判断に役立てることができます。

他にも今の事業がこれからどうなるのかという予測も立てることができます。

このグラフを用いる目的としては、投資と資金の回収をバランスよく行なって、事業の継続的な成長をするというところにあります。

では、マトリクス内の単語について詳しく見ていきましょう。

花形、問題児、金のなる木、負け犬・・・


まずは花形事業について詳しく解説していきますね。

花形事業は事業の導入期や成長期の市場で、グラフからもわかるように、市場成長率もシェア率も高いという特徴があります。

結果として、利益を出しやすい事業ではありますが、積極的な投資が必要で、現在の事業を維持するまたはシェアを拡大することが重要になってきます。

競争が激しいので大きな利益を獲得するのは難しいですが、積極的な投資を行うことで、金のなる木になる可能性があります。

そして、目的もこの金のなる木にするというところにあります。

次に、問題児です。

これも花形事業と同様に、事業の導入期や成長期の市場になり、市場成長率は高いですが、違う点として、シェアがまだ低いというところがあります。

積極的な投資ができないとシェアを獲得できず、利益を出しにくいという特徴があります。

今の事業が問題児である場合は、早めに撤退して投資先を他に回すか、積極的に投資して、先ほど説明した花形事業にするか、どちらかを選択しなければなりません。

次は、金のなる木です。

名前的に1番儲かりそうですよね。

実際その通りで、利益が出しやすい特徴があります。

他にも、この金のなる木である事業は成熟期や衰退期の市場で、市場成長率が低く、シェア率は高いという特徴があります。

金のなる木の事業の使い方としては、安定して利益を出しつつ、問題児の事業など次の事業に積極的に投資するための資金集めとして利用しましょう。

最後に、負け犬です。

名前から儲かりにくいですが、こちらもその通りです。

これも金のなる木と同様に成熟期や衰退期の市場で、金のなる木はシェア率が高かったですが、こちらは市場成長率もシェア率も低い事業のことになります。

利益を出すことは諦めた方がいいので、撤退するかM&Aなどで事業売却して現金化するのが得策ですね。

次は、PPM分析をするにあたって気をつけたいことを見ていきましょう。

PPM分析で気をつけたいこと


まずは、先ほどシェア率について話をしましたが、シェア率が本当に必要なのかを考える必要があるということを覚えておいて下さい。

例えば、富裕層向けの事業だったら、多くの人のシェアを集める必要はありませんよね。

このようなニッチな市場を集める場合もあるということを知っておいてください。

次は、予測するのが難しい業界や事業もあるということです。
予測しにくいなあと感じた場合は、PEST分析など他の分析方法を使ってみましょう。

PEST分析についてはこちらにリンクを貼っておきますので、興味のある方はぜひ読んでくださいね。

最後に、近年はPPM分析の分析結果をそのまま使うことは少なくなってきているということです。

実際、分析結果を実現することが難しくなっているというのが現状はあるのですが、資源配分におけるヒントにはなるので、そのような使い方をするのがベストであるということになります。

自己投資としてのPPM分析


基本的なマトリクスの構造として、問題児は花形事業に、花形事業は金のなる木に、負け犬は撤退または売却することが望ましいということでした。

例えば、自己投資として発信活動をしているのであれば、フォロワーという数字で考えることもできますね。
ただ、負け犬状態ですぐ辞めるのはおすすめできませんが。

これがもしわかりにくい場合であれば、時間という資源配分をすると考えたらどうでしょうか?

金のなる木にはあまり時間を割かず、問題児に時間を割いて花形事業の立ち位置にしよう!ということになりますね。

このようにPPM分析を個人レベルでも考えることもできるので、ぜひ参考にしていただければなと思います。

今回は、賢くバランスよく自己投資ができる方法「PPM分析」について解説してきました。

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