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「やりたいことがあるなら、“始める日”を決めな」

「作家やエッセイストになりたいのなら、なるために“いつから始めるか”を決めたほうがいいよ」

「いつから始める、か?」

「そう。何歳までに〇〇になりたいと目標を決めたり、決めた目標に向かって『まずはこれをいつまでにやろう』と考えたりしがちだけど、そもそも“始める日”を決めないと永遠に始まらないよ」

お友達の言葉を聞いて、ハッとした。





ストレングスファインダーで「未来志向」が強み1位の私。

〇〇になりたいから、今やるべきことを棚卸しして実際に行動に落とし込む……なんていう、未来からの逆算作業は好きで得意なはずだったけれど、「始める日」を決める力は少し弱かったかもしれないと思った。

理想の働き方や暮らしを目指して、少しずつ歩みを進めている今。何歳にはこんなふうになっていて、そのためにこれとあれをして……と考えているものの、じゃあそれらは一体いつから始めるの?がいまいちできていないように感じた。

「これ」と「あれ」は、いつ始めるの?


特に、一番の夢に関しては、「何歳までに」「いつか」と考えてしまいがち。

その「〇〇になりたい」に必要なことを、私はいつ始めるのだろうか。

作家やエッセイストになりたいのなら、もう「この日から始めます!」と決めなくちゃ。

「いつか、いつか」と夢を見て、noteを書いたり本を読んだり、アイデアを練ったりしてきたけれど、「いつか思考」で固まっていたように思う。もっともっとできることはあるのに、どうも甘えていたようだ。

“始める日”を本気で決めないと、私は永遠に、なれない。



「いつかこうなっていたらいいな」とつい言ってしまうけれど、この「いつか」と考えているうちは、楽な方向に流されているんじゃないかなと思う。

だって、向き合うとしんどいじゃん。「いつか」とふわふわ決めていたほうが、つらい思いをしなくていいじゃん。始める日を決めて、実際に手足を動かすのって大変じゃん。

そんな大変さと向き合うのが嫌で、なんとなく「いつか」に逃げたり、スタートがないから、「ゆっくりやろう」とゆるゆると過ごしてしまいがち。

でも、私はもうそんなんじゃダメだなと。

「いつか」と言っている場合じゃないと。ゆっくり進んでいこうなんて、悠長に構えている場合じゃないと。

お友達の言葉で気づかせてもらった。



「私はこの日から〇〇になるために行動します」と自分で決める。カレンダーに始める日の印をつける。

始める日を自分で決めることから、全ては始まるのだと思う。

さて、私はいつ始めようか。カレンダーを開く。

最後まで読んでいただきありがとうございます!短編小説、エッセイを主に書いています。また遊びにきてください♪