『孫社長にたたきこまれた すごい数値化仕事術』を読みながら、マイナースポーツ「パデル」の分析 Day2
先週は『統計学が最強の学問である』を読みながら、スポーツの分析をやってみようとしてみました。
ただ、まずデータを作る必要があり統計するにはまだ早いとのことで、参考書籍を変えてみました。
数字を数える前に「分ける」
テーマは微調整して「決められるリターンと決められないリターンの違い」で分析していきます。
レシーバーサイドのとき、サービスリターンを決められるという課題があったので、イケてるリターンを打ちたいと思ってテーマを設定しました。
リターンを分解すると、下記に分かれるだろうというのは先週にまとめたとおり。
・コース
・スピード
・高さ
分析に使用する試合動画は変わらずこちら。
1セットのサービス&リターンを追ってみました。
リターンの次のショットでサーバーがポイントした、つまりサーブ→リターン→ラリー1ショットで終わったポイントのリターンを書き出しました。
【サーバーがフォアポジション】
・センターに少し緩めのちょっと高い球(サーバーへ)(フォアから)
・センターに普通くらいの速さのちょうどいい高さのボール(サーバーへ)(バックから)
・センターに少し緩めのちょうどいい高さのボール(サーバーへ)(フォアから)
・センターに普通くらいの速さのちょうどいい高さのボール(サーバーへ)(フォアから)
・センターに少し緩めちょっと高めのボール(サーバーへ)(フォアから)
・サイドに少し速めの低いボール(サーバーへ)(バックから)
・センターに普通くらいの速さ、ちょうどいい高さのボール(サーバーへ)(フォアから)
・サイドとセンターの間、高いロブ(バックから)
【バックポジション】
・センターに中ロブ(サーバーへ)(フォアから)
・センター普通くらいの速さちょうどいい高さ(バックから)
・サイドとセンターの間、緩い浅いロブ(サーバーへ)(フォアから)
・サイドとセンターの間、普通くらいの速さ、ちょうどいい高さ(バックから)
・センターに中ロブ(サーバーへ)(バックから)
ざっと見たところ、「センターへリターン」「サーバーへリターン」をすると危険なように見えます。
ただ、サイドに返す・サーバーに返さないほうがリスクで、そもそもショットの数としてセンターへの打球とサーバーへの打球が多いという可能性もあり、ここからはまだ何も判断できない状態です。
次週は「3ショット目で決まらなかったリターンの傾向」を書き出してみます。
恐らくそれをすることで、決められる確率やそもそも打っていないコースやショットが割り出せそうです。
Day2の学び
・ボールの速さや高さの定義の仕方などは目視では数値化できないため、感覚でデータを集めるには数をこなすしかなさそう。
・良い時(または悪い時)だけのデータを集めてもわからない。良い時と悪い時の差を比べる。
・実際に現場を見ながらデータを取ると、このデータも取らないと正しく評価できない、というものが見える。最初から数字で渡されると判断できなかったかも。
・分解も最初から完璧にはできない。データを書き出してみると分け方がクリアになっていく。
引き続き、もっとこうしたほうがいい、もっとこういう本読んだ方がいいなど、アドバイスあればコメントください!
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