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コミュニティで成り立つ、「ソーシャルスポーツ」としてのパデル

パデルは人と人が繋がるスポーツだと思う。

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僕はパデルというマイナースポーツを嗜んでいる。

パデルとは、テニスとスカッシュを足したような、壁を利用したミニテニスのようなスポーツ。

▼プレー動画はこちら

パデルはいわゆるマイナースポーツで、それ故に関東圏内ならどのコートに行っても知り合いがいる。

それくらい、競技人口はまだ少なく、プレイヤー同士の繋がりが濃い印象がある。

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今日は本場スペインのパデルに挑戦するトミカズ選手を送り出す会が開かれた。

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決してトッププレイヤーだけの集まりではなく、エンジョイでパデルをプレーしている人も多く参加し、20人以上の人が集まった。

この日は来れなかったものの、送り出すコメントを送った人はその何倍もいる。

こうしてレベルに関係なくプレイヤーが繋がり、コミュニティを築けているのがパデルというスポーツだ。

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自分も社会人になり、学生時代の繋がりや会社以外でパデルに居場所がある。

うまく言い表せないが、特定のクラブではなく、パデルというスポーツに居場所があるイメージ。

パデルはまず「やらされてる人」がいない。
必然的にプレイヤーみんながパデルを愛しているし、協会に対しても課題はあれど好意的だと思う。

その感情を共有しているからこそ、人と人が繋がりやすい。

同じスポーツをプレーしてるからではなく、同じスポーツを愛しているから繋がっているコミュニティだと感じる。

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自分も、こういったnoteを書いたり、パデル選手のイラストを描いたりと、日々発信をしているからか、協会の人やトップ選手、パデル愛好家、様々な人と繋がりができた。

社会に出てからの繋がりの殆どは、パデルでできた繋がりだ。

第三の居場所としてパデルというスポーツがある

人見知りの僕をもってして、ここまで言わせるパデルは、きっと他の多くの人にも居場所や活力を与えているんだろう。

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マーケティングという側面でも、コミュニティへの貢献という形で入るメーカーはよく売れている印象がある。

Babolatというメーカーは、来年辺りに日本のパデル市場に参入する予定とのことで、Babolatの契約選手である世界ランク第5位のJuan Lebrón選手とプレーができるイベントを無料開催した

▼右手前にいるのがLebrón選手

スーパープレーで観客を魅了する、トッププレイヤーと無料で会えてプレーもできるなんて、コミュニティへの貢献以外の何物でもないだろう。

それがあってか、データはないもののBabolatのシューズやシャツはかなり売れていたように思える。

パデルは愛好家やプレイヤー達と、バイヤーや業界のビジネスプレイヤーが繋がっていくスポーツでもある。

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パデルには、トップを目指す競技性はもちろんあるが、コミュニティとしての側面が非常に強いソーシャルスポーツだと言えるのだろう。
(実際に協会の方もソーシャルスポーツだと言っている)

人と繋がることを楽しめる、競技性以外の魅力を兼ね備えたパデル。

これからもコミュニティが広がっていってほしいし、広げることへ貢献していきたい。

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