デヴィッド・グレーバー死去
いま、ちょうど読んでる『ブルシット・ジョブ クソどうでもいい仕事の理論』。(読み終わった!)
その著者で人類学者のデヴィッド・グレーバーが昨日亡くなったとのこと。とても興味深く読んでた途中で知ったので、驚いた。
59歳、若い。もったいない。
今年の5月に『民主主義の非西洋起源について』も読んで、「何気なく買った本に、僕は心を掴まれた」と書いて、すごく好きな著作家がひとり増えたなと思って喜んでただけにこの訃報はショックだ。
『ブルシット・ジョブ』のほかに分厚い『負債論』も読もうと思って買ってある。
いまはこの驚きを抱えつつ、
なにか有益なことをしたいと望んでいるすべてのひとに捧げる
と書かれた、『ブルシット・ジョブ』を読み進めたい。
これがまた愛にあふれた、素敵な本なんです。
読みながら「クソどうでもいい仕事」が生まれてしまうのは、人びとが本当に必要なものを知らなかったら、他人という存在の必要性に感謝する心が足りないからなんだろうなと感じる。
もっと僕らは「実用」ということに向きあわないといかないと、デヴィッド・グレーバーは教えてくれてます。
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