花のノートルダム/ジャン・ジュネ
クリエイティブ。
その言葉が視覚表現偏重にあるのは、どうにも気にくわない。
特に、言葉で表現された小説や詩などが置き去りになっている傾向は、クリエイティブの言葉を深みのないものにしてしまうようにも思える。
視覚表現のように、それほど時間的な労力や思考をするという労力をかけずに済むものに対して、書かれたものを読むという作業を伴う言語表現芸術はなるほど時間も思考コストもかかる。
けれど、だからといって、それらをそれだけの理由で鑑賞の対象から除外して、コストのかからないものにばか