ビブリオテーク

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絶望を希望に変える経済学/アビジット・V・バナジー & エステル・デュフロ

滅多に読まない経済学の本を読んだ。 2019年のノーベル経済学賞を受賞したアビジット・V・バナジー & エステル・デュフロという男女2人の経済学者によ…

三体Ⅱ 黒暗森林/劉慈欣

「あの時代は、みんなが死ぬほど怯えてて、莫迦なことが山ほど起きたから」 読み終えた、劉慈欣(リウ・ツーシン)の『三体Ⅱ 黒暗森林』を。 みんなが…

偶発事の存在論/カトリーヌ・マラブー

なんともオリジナリティのある本だ。 ほかの本と交わる感じがしない。孤立している。 そんな印象を受けた。 まさに、この本でテーマにされている「破壊…

2020年前半に読んだ20冊の本

読書はなにか特定のジャンルに絞るより、雑多だけど、自分のアンテナに引っかかったものは、とにかく読んでみるのがいいと思う。 外側にあるジャンルで…

銀河ヒッチハイク・ガイド/ダグラス・アダムス

あー、答えだけ手に入れたって仕方ないんだなって思った。 特に自分で苦労もせずに、誰かがくれる答えをもらったところで仕方ないんだと。 だって、答…

ノヴァセン/ジェームズ・ラヴロック

まさかこのタイミングでラヴロックの新しい著作が読めるなんて思わなかった。 ガイア理論の提唱者として知られる英国王立協会フェロー、ジェームズ・ラ…

森は考える 人間的なものを超えた人類学/エドゥアルド・コーン

私たちは厚さ数キロメートルに満たない薄いバイオフィルムのなかに生きていて、そこから逃れることはできない─しかもその薄い膜がどんなリアクション(…

ドイツ悲劇の根源(下)/ヴァルター・ベンヤミン

システム化された象徴はあっても、無定形で断片化しがちなアレゴリーはない。 それが現代の特徴ではあるのだが、そのことが随分と人類のバイタリティを…

ドイツ悲劇の根源(上)/ヴァルター・ベンヤミン

平時においては理想を追求するものも、非常事には現実的な利を追求するほうに傾く。 人間の本性があらわになるのが非常時だと見る見方もあるが、むしろ…

民主主義の非西洋起源について/デヴィッド・グレーバー

民主主義ってなんだろう? そう思わずにはいられない状況ではないだろうか。 このコロナ禍にどう対処していくかを一向に示すことができない政府に、そ…