プロフィール

実績ゼロでも好印象を与えるプロフィール

はい、田辺です!

プロフィールって書いたことありますか?

自分は何者なのか?なぜこの仕事をしているのか?どのような哲学で事業に取り組んでいるのか?

これらのことをまとめたのがプロフィールですよね。

なので、プロフィールといえば個人のことを書くんだなと頭によぎりがちですが(ぼくもよぎりますw)、会社やグループ、商品・サービスなど、世の中に誕生しているものすべてに当てはめることができます。

なのですが、そのプロフィール。

読んでて「おお、、!」と心が揺さぶられるものと、「お、おう、、」とだからどうしたと言いたくなるものに分かれると思いませんか?

その違いは、偶然にせよ意図的にせよ、感情が動くように構成が組まれているかどうかにあるんです。

で、題名にも書いてある『実績ゼロでも好印象を与えるプロフィール』なんですが、これは感情が動くプロフィールを書けると完成するんですね。

とはいえ、、!ですよ。

んじゃぁ、いったいぜんたいどーすりゃ〜感情が動くプロフィールを書けるようになるんでっか?って話ですよね。

ということで!今回ご紹介するのは、『ヒーローズ・ジャーニー(英雄の旅路)』です。

ヒーローズ・ジャーニーの作り方

ヒーローズ・ジャーニーがなんなのかというと、要はストーリーの構成・フレームワークの名前なんですね。

つまり「この順番に書いちゃえば、いいストーリーができちゃうぜぇ!」ってことなんですが、なんでこのフレームワークをゴリ押ししてるのかにも、理由があるんです。

その理由は、『ハリウッドで実証済み』というのと『なんだかんだ書きやすい』というものです。

ヒーローズ・ジャーニーは、アメリカのジョーゼフ・キャンベルさんが発見しました。

ジョーゼフさんは神話学者でして、日本でいう神武天皇の話や、アマテラスの神の話といった、『神話』についてかなり奥深く知見のある方なんですね。

で、そのような研究を来る日も来る日も重ねていくうちに、現代まで語り継がれる神話には法則があることを発見したんです。

その法則がヒーローズ・ジャーニー。

要は、感情が揺さぶられるので記憶に残りやすく、昔の人も「おお、こりゃ後世に語り継がんといかんわい!」と思いやすくなったということなんですね。

このヒーローズ・ジャーニーは、ハリウッドの有名監督も、積極的に作品に盛り込んでいて、スティーブン・スピルバーグ監督やジョージ・ルーカス監督、フランシス・コッポラ監督なども自身の代表作にこのフレームワークを使っています。

ということで、本題に入りましょうか。

そのヒーローズ・ジャーニーがどんなものかというと、次のようなステージで進むフレームワークです。

1、日常生活
2、冒険への誘い
3、冒険の拒否
4、賢者との出会い
5、戸口の通過(第一関門突破)
6、試練(テスト)、仲間、敵
7、最も危険な場所への接近
8、最大の試練
9、報酬
10、帰路
11、復活
12、宝を持っての帰還

とまあ、形式ばって書いちゃいましたが、これじゃ意味不明ですよね。

簡単にどんなものかまとめようと思います。

〈普段の生活(日常生活)〉を送る主人公は、とある問題や疑問を抱えることになります。この問題は自分の人生に関わるもので、〈冒険への誘い〉を受けているかのように感じました。

しかし、その問題に正面から立ち向かうことに葛藤や迷いが生じます。

「このまま進むべきか?いや、太刀打ちできないかもしれない、、。」

いつの間にか〈冒険の拒否〉をするようになっていました。

しかしある日、〈賢者との出会い〉が起こります。その人は主人公を引っ張ってくれて、問題は解決できるんだということを、小さいながら希望を与えてくれました。

そして、勇気を踏み出して行動した結果、〈戸口を通過〉します。つまり第一関門の突破。

これに勢い付けて、問題を解決すべくさらに行動を重ねるんですが、試練がどんどん出てきます。そしてその中で、信頼できる仲間と、行動を阻害する最も大きな敵の存在にも気づくことになります。(仲間や敵は人でもモノでも、システムでも組織でもなんでもOKです)

さらに行動を続けていくと、主人公が解決しなければならない最も大きな問題が見えてくるようになります。つまり主人公は〈最も危険な場所へ接近〉してしまったのです。

そして、それを解決するため〈最大の試練〉に挑みます。

一度はくじけそうになるも、なんとか耐え抜き〈報酬〉を手にします。(報酬もモノでも気づきでも、価値観でもなんでもOKです)

そして、手にした報酬を持ち帰り、自分のものにするために改良したり、誰かのために与えたりします。ここでなんとかハッピーエンドを迎えれた、、、と主人公は安堵します。

しかし、世の中そう簡単にはいきません。

過去に突破した第一関門には別の姿があったのです。そうです。第一関門が別の要素で〈復活〉してきたのです。

手にしている報酬を武器に、復活した第一関門に立ち向かい、みごと撃破した主人公。

その経験から、さらなる〈宝も手にして無事帰還〉します。そして、新たな問題を解決すべく、旅を続けるのでした、、。

というのが、ヒーローズ・ジャーニーの流れになります。

具体例を書いていきたいのですが、ちょっと時間がないので、また改めてリライトしたいと思います^^;(いつまでもこのままだったりしてw)

ストーリーの構成より大切なもの

でも、ひとつ注意点があるんです。

それは、ストーリーの構成より、登場するキャラクターを設定する方が大事だということです。

もちろん、自分のプロフィールを書くのであれば自分のことをアリアリと書けばいいです。でも、キャラクターを考えることなく、やみくもにヒーローズ・ジャーニーの構成を考えてしまうと、逆に面白くなくなっちゃうんですね。

なぜなら、キャラクターの性格によって、各ステージの表現方法が変わってくるからです。

例えば〈冒険の拒否〉がありましたよね。

この拒否する方法としても、外向的な人であれば『他人には元気なそぶりを見せるが、心の中は揺れ動いていた』という状態になるかもしれませんし、内向的な人であれば『誰にも相談できず、ただ家に引きこもる毎日だった』という状態になると思います。

その、キャラクターの性格の部分が、読者さんとの共感を生んだり、好意を持ってもらいやすくなる条件になるんですね。

なので、フレームワークも大事ですが、登場人物のキャラクター設定を、まずはしっかり考えてもらいたいと思います(^^)/

では、ありがとうございました!

田辺輝恭

ReveDunJourプロジェクトは"夢”に特化し、子どもたち若者たちへ夢の持ち方・叶え方を発信しています。世界で夢を叶えてきた達成者たちが在籍。彼らから知恵と考え方を絞り取ることを是非としています。大和の心で我が儘に。