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ちょっと面白いことを学びました。

いま、現代の脳科学の主説といわれてるものを学んでるのですが、そこでは「受動意識仮説」というのが主流とされています。

受動意識仮説というのは、簡単にお話ししますと、ぼくたちが普段おこなっている「〇〇するぞ!」という意思は全て幻想だというものなんですね。

って、意味わかんないですよね(苦笑)

もうちょっとお話しすると、人がモノゴトの判断を決断して行動する前に、実は決断より先に脳から行動に関する信号が無意識で発信されてるというんです。

例えばなんですが、「指を曲げよう」と本人が決断したとします。すると脳では、その決断より先に「指を曲げろ」という信号が脳から発信されてるんですね。なので、ぼくたちが意思決定したり、感情を揺さぶられているのは、全て脳の信号のほうが先だということです。

これが受動意識仮説というものです。もしかしたら、ご存知の方もいるかもしれませんね。

で、ですよ。

この受動意識仮説という、意識高い系のワードをインプットしたぼくは、ちょっと周りに「受動意識仮説ってのに注目してんですわ〜」と、軽くジャブ程度に自慢してたんです。

すると、「受動意識仮説って自己啓発関連でメッチャ都合よく利用されてるんですよ」という話を聞きました。

というのも、受動意識仮説というのは意思決定より先に脳が反応しているという仮説でした。その差は0.5秒らしいのですが、ベンジャミン・ペレットという学者さんが研究論文を出してますんで世界的な通説となっています。

なので自己啓発の世界では「悲しいとかつらいといった感情は、脳が意思より0.5秒先に拾った情報でしかありません。その情報から我々は感情を揺さぶられてるだけなのです。なので、本当は悲しいことなどありません。あなたの可能性は無限大なのです。」といった感じで、応用されてるみたいなんですね。

この話を聞いて、「いろいろ考えるなぁ〜」と感心してしまったのですが、その反面ちょっとドツボにハマりそうな側面もあるなと思いました。

というのも、どれだけ意識を高めても脳からの信号のほうが早いなら、結局自分の意思じゃどうにもならないんじゃ、、、とも捉えることができるからです。つまり、どれだけ思考を変えたり整えたりしたりしても、本能として生前より組み込まれてた脳からの信号には勝てないんじゃないの?ということなんですね。

でも、ぼくたちは意識の力や習慣の力で、人生を変えることができるわけです。この矛盾はどう解明すればいいのでしょうか、、?

ぼくも、この辺のことを自分なりに調べてみたのですが、イマイチ答えっぽいものに辿り着くことができなかったんですよね。

で、思ったのが「まぁそういう考えもあるよね。ぼくはぼくなりのやり方で成長しよう。」と、開き直りするしかないな。というものですw

あなたはどんなご意見を持たれてますか?

ぜひ、お話を伺えるとうれしいです!

田辺輝恭

ReveDunJourプロジェクトは"夢”に特化し、子どもたち若者たちへ夢の持ち方・叶え方を発信しています。世界で夢を叶えてきた達成者たちが在籍。彼らから知恵と考え方を絞り取ることを是非としています。大和の心で我が儘に。