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具体的にっ!

すみません、今お時間ありますか?

あ、ありがとうございます〜♪ じゃあ、ちょっとクイズを出したいので、ぜひお答えいただければと思います!

では、いきますよ!

♪デデンッ♪

問題:

自分が取り扱ってる商品の魅力を伝えたいとします。あなたなら、どのようにして伝えますか?

シンキングタァ〜〜〜イムッ!!



















(チがゲシュタルト崩壊してきたw)




















ジリリリリ〜〜!しゅ〜りょ〜〜〜!!

はい、いかがだったでしょうか?どんな答えを頭に思い浮かべましたかね。

文字で伝えるとか、熱意を持って話すとか、「やり方」を思い浮かべましたか?それとも、「Facebookをつかう」とか「チラシを月に1回まく」などといった「手段・媒体」を思い浮かべましたか?それとも、全く違う他の何かでしょうか。

そうなんです。実はこれ、人によって答えが違う問題を出したんですね。しかも、答えを集計してみると確実にまとまりがないような問題をだしました。

で、なんでこんなことをしたのか?というと、価値を伝えるとなった時に多くの人が同じようなやり方をしているというのを伝えたかったからです。つまり、自分ではいいメッセージを作ったと思っていても、実は人によって解釈がまったく異なるものを打ち出してしまってる、、。

そんなもったいないことをしている人がメチャクチャ多い!と言いたかったのです。

例えばなんですけど、サロンなんかの謳い文句として『ワンランク上の極上リラクゼーションを』というのを打ち出してるお店って、よくあるじゃないですか。


・・・あるとします!


これって、一見すると「あ〜なんか、いい感じのサロンなんだろうなぁ」という印象を受けることができます。ですが、その言葉をみてイメージする内容というのは、人によって全く違ったりするんですね。

もしかしたら、たくさんのスタッフが自分一人のために至れり尽くせりしてくれるかもしれないとイメージする人もいるかもしれませんし、あるいはヤシの木とかが生えててまるでモルディブのような非日常的空間でサロン体験できるかもしれないと、考える人がいるかもしれません。

たしかに、そうイメージしてもらえるならありがたいですよね。サロンに対してプラスの印象を抱いてくれてるということにもなってますんで。

でも、この印象操作が最悪の結果を招く元凶になることもあるんです。

というのも、多くの人というのは、抽象的な言葉を目にしてイメージしたものに対しては、さんざん想像しておいて最終的には「んな、アホなことはないな」と全てを否定してしまいがちだからです。

そうなんですよ。“極上”とか“ワンランク上”という抽象的な言葉は、簡単につかえるわりには良いイメージを与えやすいという効果があります。ですが、抽象的な言葉といのは、それの解釈は人によって大きく違います。それどころか、どれだけ具体的に想像しても“極上”とか“ワンランク上”に当てはまってしまうものですから、妄想がとまらなくなっちゃうんです。

で、結果「アホらし。言いすぎじゃろ。」という印象に変わってしまうんです。

なので、商品やサービス、お店自体の価値を伝えるのであれば、100人が100人同じイメージをもってくれるように、かなり具体的に表現するべきなのです。

そうすることによって、気の合うお客さんだけ集めることができるようになりますし、商売の上でトラブルがおこることもなくなりますよ!


田辺輝恭

あ、ちなみに具体と抽象というのは、野菜で言うとこんな感じです。

【具体】
パプリカ(ピーマンの品種の一つ)
 ↓
ピーマン
 ↓
野菜(ピーマンやカボチャ、大根などを含めた全て)
 ↓
食材(肉や野菜、穀物などを含めた全て)
【抽象】

ね、「食材」といわれて、どんぴしゃでパプリカを想像する難しさがわかるでしょ?w

ReveDunJourプロジェクトは"夢”に特化し、子どもたち若者たちへ夢の持ち方・叶え方を発信しています。世界で夢を叶えてきた達成者たちが在籍。彼らから知恵と考え方を絞り取ることを是非としています。大和の心で我が儘に。