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天才の能力を自分のものにしたい方へ

「この人すげぇなぁ」って、他の人を尊敬の目で見たことってありませんか?

ぼくはありますよ。

つい最近なんかも、20代半ばで不動産をはじめて30代前半で子育てのためにセミリタイア。お子さんが小学校に上がったことで子育てがひと段落しビジネスに復帰。しかし、そのまま6社立ち上げて全て年商億を越し、そのうち2社は上場させる。という人に会ってきました。

同じようなことをやりたいか?と言われると、それはまたちょっと違います。でも素直に「すげぇな」と思ったのは事実です。

(ぐぬぬ、オレだってもっと早くビジネスという考えに出会っとれば、今とは違う世界にいれたかもしれんのに、、、と妄想することもww)

こういった、自分がやりたくてもできてないことをやってのけてる人がいると、その人から何かしら学びたいって思ったりしませんか?

少なくとも、ぼくは思います。

でも、こういった、人並みはずれた動きや結果を残す人って、センスやアートとしか表現しにくいモノを駆使している部分があります。なので、「教えてください」といっても、詳しく説明できる人ってなかなか少ないんですよね。

もちろんアートやセンスといった部分は、「教えてくれ」といっても体系的に表現できないことがほとんどです。

ですが、作業工程を分割して、ディレクトリ構造といて1stepごとに教えてもらえば、例え天才的と呼ばれる行動や能力でも8割くらいは自分のものとして、落とし込むことができるようになります。

例えば、配膳がめっちゃうまい人がいたとします。

その人の動きは全くムダがなく、是非ともその流れるようなフォームを自分のものにしたいと思ったとします。そういったときは、全ての動きを最初から最後まで観察するんじゃなくて、出来るだけ細かい範囲で1stepごとに区切って観察するんです。

お盆を持ってお客さんのところまでご飯を届けるのであれば、まずはお盆を持ち上げるところまで観察することを心がけます。

さらにそこで、お盆を持ち上げることに必要な要素を全てリスト化し、どのように処理しているのか観察します。膝の動き、足の運び方、指先の扱い。そういった細かい部分をチェックしていきます。

最初から最後まで一気に見ると「うわ、これできそうにねぇな」と思うような難しそうなことでも、細かく分割してみてみると、意外とできそうに感じたりするものです。

これは、溜まったタスクを処理するときも同じですよね。

やることがありすぎて気が滅入ってしまう。仕事をしていると、このような場面にけっこう遭遇します。ですが、やることを細かく分解して順番に並べてみるだけで、先の動きが読めて心の負荷がスーッと外れたりしちゃいます。

そうです、再現性の秘訣は細分化にあるんですね。

そして、こうやって細分化して技術を学び続けて、知識や経験を積み重ねていくことで、ある日突然あなたにしかできない発想とか能力が開花するんです。

「発想やアイデアは既知と既知の融合だ」とはよく聞きますが、まさにこのことですね!

田辺輝恭

ReveDunJourプロジェクトは"夢”に特化し、子どもたち若者たちへ夢の持ち方・叶え方を発信しています。世界で夢を叶えてきた達成者たちが在籍。彼らから知恵と考え方を絞り取ることを是非としています。大和の心で我が儘に。