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キャッシュフローを生むということ

いかにキャッシュフローを生み続けるか。

どんな商品・サービスを扱っていたり、立派に「人々の生活を豊かにする」という大義名分を掲げていたりしても、企業の目的の大半はここに集約されます。

社会貢献や経済成長を助長するという役目もあるかもしれませんが、厳密にいうとそれは二次的なものです。

なぜなら、そもそもキャッシュフローを生まないと、そのステージに参加することすらできないから。

なので、キャッシュフローを生む。そして、その流れをより膨らませたり、安定させるために『マーケティング』という考え方があるんです。

なんですが、、。

本当によく、マーケティングのことを単純に集客としてだけ捉える人が多いです。

なんなら集客コンサルタントを名乗ってる人の中ですら、マーケティング=集客と定義しちゃってるくらいです。

職業柄なのか、同業の方によくお会いします。

ですが、ぼくはどうしてもあんまり深く思慮を巡らせてない同業者に出会ってしまうと、「あ、そうなんですね^^」と適当に会話をして、ゆっくりとフェードアウトしてしまうクセがあるんですね。

そのかたが普段どんな集客をしているのかはわからないんですが、確かに「リンゴ100円だよ!」みたいな広告を出して集客をしている人だったら、集客=マーケティングという定義になっていても不思議じゃありません。

だって、「リンゴ100円」というメッセージに反応する人ってのは、かなり高い確率でリンゴが欲しくてお店にやってくるからです。

しっかりキャッシュフローも発生しますんで、マーケティングという定義には沿うことになります。

ですが、そこには『意識レベル』という概念が完全にゴッポリ抜け落ちていたりするんですよね。

そもそも、市場に「リンゴ100円だよ!」とだけ言って欲しがる人ってどれだけボリュームがあるんでしょうか?

それにもちろん競合もいます。「リンゴ100円だよ!」とかいう訴求なんて正直誰でも素人でもできますんで、見渡せば敵だらけになってしまう可能性もあります。

となれば、せっかくかけた広告費がパーということにもなりかねません。(というか、そんな企業がほとんどです。)

ちょっと専門用語を出しちゃうんですが、結局のところどんなマーケティングをしようとも『CPA<LTV』という形にならないと意味がありません。

つまり、顧客の獲得単価(CPA)より、顧客が生涯にわたって落としてくれる金額(LTV)の方を大きくしないといけないってわけです。

なので、マーケティングをしっかりするんであれば、来店後のお客さんにアップセルをする導線を作ったり、クロスセルやセカンドセールスをする仕組みも作っていくのが大事になってくるんです。

合わせて、さっきも話した『意識レベル』。

「リンゴ100円だよ!」というメッセージが世の中に溢れているのに、それに反応するボリュームはごくわずかっていうのは、完全にレッドオーシャンと捉えることができます。

ですが、同じリンゴでも「ずっとお腹が張って苦しい、、薬ばかりにも頼りたくない、、」と訴求をすれば、リンゴに興味がない人に対してもメッセージを届けることができるようになります。

ぼくも常に意識してるんですが、「自分の知識は完璧」とだけは思いたくないですね。

田辺輝恭

ReveDunJourプロジェクトは"夢”に特化し、子どもたち若者たちへ夢の持ち方・叶え方を発信しています。世界で夢を叶えてきた達成者たちが在籍。彼らから知恵と考え方を絞り取ることを是非としています。大和の心で我が儘に。