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これからの勝つ組織論
人の気持ちを理解する、察する、強みを活かす。
これからの時代は、本当にこういうのが大事になってくると思います。なぜかというと、企業にコンサルティングに入ったとき、世の中の流れがそのように変わってきていると心の底から思わされるからです。
例えば、社長が社員に支持する場面があるじゃないですか。まあ別に社長じゃなくてもいいのですが、、、要は目上の人が、下の人に支持する場面があったとします。
そんな時、ひと昔前なら「これは会社としての指示だ。」といえば、それだけで指揮系統や情報伝達は完結してたと思うんです。
ですが、今は違います。
そのように、いくら社長などといった目上の人が指示をしても、現場サイドの人たちは当たり前のように「気にくわない」だとか「理解ができない」などと、自分の意見を押し通すようになっています。
どうですかね?あなたの組織でも、同じようなことは起こっていますかね?
・・・そうなんですよ。
つまり、1人のリーダーシップの元、おおきなイノベーションを起こすという組織論は終焉を迎えていて、これからの時代は一人一人が自分の強みまたは、社会に貢献できる能力を発揮していくことが主流になってくるんです。
ぼくたちは今、情報の移り変わりが激しいという意味合いの『変化が激しい時代』を生きてるだけじゃなくて、物事の価値観や仕事に対する姿勢などの変化も激しい時代に生きてるんですね。
となると、今まで当たり前だったピラミッド型の組織構造は、崩れることはないにしても、よりフラットな関係性となる方向に進んで行くと思うんです。
というか、世の中の流れや価値観が、実際にそのように変わってきていますよね。
では、そんな中、リーダーとしてはどのような立ち振る舞いをすればいいのでしょうか?
そうです。それが、冒頭でお話しさせてもらった、『人の気持ちを理解する、察する、強みを活かす』というものになってくるんです。
あんまりピン!とこないですかね?
まあ、それでも別に構わないんですが(苦笑)、ちょっと別の視点から見てみるとわかりやすいかもしれません。
例えば、『人の気持ちを理解する、察する、強みを活かす』というのと真反対な組織というのはどんなものを思い浮かべますか?・・・そうですね。代表的なもので言えば『ワンマン経営』になるでしょう。
ワンマンでなくても、ひとりのスーパースターのもと活動する組織でもいいのですが、そういう組織はこの先必ず疲弊するようになります。なぜなら、個人の力には限界があるからです。
力や技術といった、スキル面以外もそうです。エネルギーや影響力といった若干ビジネスの場面には似つかわしくない抽象度の高いものでも、個人だと限界があります。
これはイメージつきますよね?
じゃあ、それを突破するにはどうすればいいのか?というと、もうこれしかありません。チームとして活発的な活動をする。それだけです。
となってくると、ワンマン経営だと絶対にまとまるはずはありませんよね。どれだけカリスマ性の高い人だといっても、必ず反発者や反論者はでてくるものです。
なので、組織をできるだけフラットにして、一人一人が相手にむかって『人の気持ちを理解する、察する、強みを活かす』という行動ができるようにならなければならないんです。
というよりも、それができる組織が勝ちます。
まあ、簡単ではないですけどね。過渡期でもありますし。そこはぼくも理解しているつもりです。
でも、あなたならどうしますか?
田辺輝恭
ReveDunJourプロジェクトは"夢”に特化し、子どもたち若者たちへ夢の持ち方・叶え方を発信しています。世界で夢を叶えてきた達成者たちが在籍。彼らから知恵と考え方を絞り取ることを是非としています。大和の心で我が儘に。