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一人で会社を作るまで その4

登記までの流れを完結させますね。
1500文字って結構制限あるもんですね。やめたくなりそうです。。
誰かが見てくれると信じて書き進めます。本当に性格は変わらないもので
すぐに別のことを考えて理由をつけて脱線したがるので勢いで描き続けないといけないなと自分を律しています。

3日目(6/25)

最後の給料と借金が入ってきたことでお金の心配がなくなったので安心したのか、かなり効果的に動けた日だったと思います。

入力の流れの中で入力以外に必要となる部分がこれから先にあるのか確認をしたところ、何やら自分の印鑑証明が必要、そして会社の印鑑を作る必要があるとわかりました。

その時には会社名を明確に決めていなかったのですがハンコ作成が必要となると社名を確定させなければなりません。
20代前半フリーランスの際に個人のアトリエ的なサロンを生意気に作っていてそこの名前が「rire」だったので、社名もrireにしようと思っていた感じでした。
家賃が払えなくなってその当時すぐにたたんだので縁起がいい名前ではないのですがなぜか愛着があったのです。

早速調べてみたところ同じような美容業でrireという美容室が全国には結構あることがわかりました。根本的にヘアメイク事務所の社名にあまり向いていなかったのです。

また、このタイミングまで気がついていない自分が本当に馬鹿ですが、
会社を作った後にその社名に関連するドメインが取れるか考えないといけないってここで気がつきました。。
HPも作らないといけないし、メールアドレスも作らないといけないのだからドメインは必須です。
調べたところ@rire.bizが取れそうだとわかりました。
ここで
「rire」フランス語で「笑う」
「biz」英語のbusinessの音節の最初で「仕事」の意味
これの組み合わせである「rirebiz」(リールビズ)っていいなと思い社名にした感じです。

社名も決まったのでハンコを即日で受け取れるところで注文して、同時にドメインも「お名前.com」で取得しました。

さて残るは資本金、出資金と事業の目的 です。
事業の目的は後々書き換えるとなるとお金も時間もかかるようでしたので自分が収益化できそうな関連ビジネスも含め7つほど記載しました。

お金に関してはどう証明するんだろうと思ってたら、
何やら自分の口座に自分名義で入金して通帳をコピーするようです。
ちょっと不思議な行為ですが、結局自分の口座にいれるので、10万の予定でしたが20万入れました。最後の給料と借金が入ってきたのでお金が手元にあったという安直な理由です。

これで入力完了です。
「会社設立ひとりでできるもん」の流れに乗って数回の電話と指示に従い書類を印刷。

あとは提出に行けば完了です。

4日目(6/26)

さて今日はやっと提出です。ここで大きな後悔をします。住所が決まらず親を頼りましたが、それが調布のほうだったのです。その当時の自宅は池袋あたり。。距離があり億劫だったのと、府中法務局がまあ駅から遠い。。しょうがないとはいえ本当に後悔しました。
とはいえやっと登記申請です!
晴々した気持ちで法務局を訪ね、必要資料を提出して申請完了です!

あとは待つだけと気が楽になったのですが、帰りの電車の中で、これから何をするか考えていたら気が遠くなるほどありました。。
・メールアドレスの作成
・銀行口座の開設
・開業案内状の作成
。。。。。。まだまだあります。かなり場当たり的な進め方しているのでどの順番が正しいかなんて全く考えられませんでしたのでとりあえずできることからやっつけようとこの日は思いつくことを羅列するだけで終わりました。

共有ができる幸せ

細かい会社設立までの手続きはもちろん誰かに手伝ってもらうことはできません。
ですがこの間もヘアメイクさん等の案件は続いており、マネージメントが疎かになっていたと思います。
そこは、その後に一緒にやっていってくれる廣木猛、相原亜矢子という2名がしっかりと自身の現場を守っていてくれたおかげで自分なりに最短の時間で会社設立に持って行けたと思います。
思いを共有できていたからできたことだと思うと、本当に大事なのは共有できているという事実なんだと思います。

何よりこの時ちょっとしたことを報告できる仲間がいなければ孤独感も乗り越えられなかっただろうなと思います。



やっと登記までの流れを書き終わりました。
ここからはどのような会社をスタートさせていくかをざっくり書いていきます。
手帳もこの辺りで描かなくなってしまっているので記憶が頼りですが、紆余曲折があったのでちょっとは面白く書けるのではないかなと思います。
是非興味がある方は次のお話も読んでみてください。


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