世代交代の必要性
常識、モラル、当たり前
これらの概念は確実に年齢や地域で違いがあると思う。
最近ではSNSなどの場所に影響を受けないインプット情報で均一化されてきたからか、地域の差はほとんどなくなってきていると思う。テレビで放送するものは田舎と都会では違うので、場所と年齢の組み合わせで差分があった。現代においてはインターネットで世界で共通になったから地域差はなくなりつつある。
情報伝達の加速と死ににくさがこれからの課題であるように思う。なぜなら良くも悪くも世代交代で物事は変わりやすいからだ。変わる常識に変えられない世代との戦いがより顕著になっていくだろう。
一昔前は先代が存命のうちは、某の目が黒いうちはなどの交代がすぐそこにあったからこそ耐えるという選択肢もあった。少し我慢すれば事を荒立てずに済ませられるという消極策だ。
争いの源は共通認識の違いからくる敵対心であり、有史以来、グループの統合は外敵に対する備えに始まる。残念ながら目ぼしい外敵がいない今、次に現れるのは世代という外敵ではないだろうか。
理解し合えない世代間のギャップは冷たい戦争をしている状態にあると思う。いつどこで火蓋が切って落とされるのか。
協調性のない私からすれば、キレイな社会とは棲み分けではなかろうかと思う。分かり合うために必要とするエネルギーは最小限が気持ちいい。
速やかな継承がこれからの社会の未来かもしれない、と満月を見ながら考える。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?